今日は先生の日でした! | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

みなさまおはこんばんちは!

 

今日は先生の日だそうで

毎年忘れてしまって学校にもっていく

プレゼントを買い忘れます。

 

前日までに言ってくれればいいのに…

 

みなさまは信じられないかもしれませんが

先生の日には先生に貢物をしなければいけないのです( ´∀` )

 

今年は保護者会でなんかやったみたいなので

セーフでした。

 

先生によっては「明日は先生の日なのでみんな私に〇〇円持ってきてください」という公開賄賂を請求されるそうです。

 

どうなってんだ。

 

さて、私にとって先生といえばバレエの先生です。

 

学校の担任なんて顔も名前も思い出せませんが

バレエの先生だけは違います。

 

まあ何年も同じ先生に普通は習いますので

 

その中でも一番お世話になった先生の

訃報がつい先日届きました。

 

私のことを覚えていてくださり

連絡をくれた先輩に本当に感謝いたします。

 

メッセージが届いたときには

一瞬何の話か分かりませんでした

 

理解する前に涙がボロボロこぼれます。

 

先生には私は大人で移ってきた

できの悪い生徒以外の何者でもありませんので

先生の指導を子どものころから

深く受けていたたくさんのバレリーナさんたちの

悲しみはどれほどかと思うといたたまれなくなってしまったのです。

 

私がブログで披露する「教え」のほとんどは

この先生が常々おっしゃっていることでした。

だからブログの反応で共感されたり

褒められるたびに先生に感謝していました。

 

誇らしく思っていました。

 

また日本に行ったら真っ先に先生のレッスンを

受けて少しでも今の姿をみてもらい

厳しく指導してもらいたいと思っていました。

 

いつまでもその時間があると思っていました。

 

それが叶わぬこととなるとは

考えもしませんでした。

 

バレエダンサーにとって

誰から指導を受けたかはその人の

力量を予測させるほど大事なものです。

 

だからダンサーのテクニックが悪いと

先生に恥をかかせることになるのです。

 

私は恥にしかならないと思うので

先生の名前は言えません(笑)

 

高校生の時に移ったお教室の先生なので

事実、私の先生というのはおこがましいのかもしれません。

 

でもいつまでも先生がおっしゃられたことが

私の今のバレエの土台になっています。

 

あの時言われてできなかったことや

理解していなかったことが

少しづつできるようになってきたんですよ。

 

やみくもに飛んだり回ったりしない意味が

わかってきたんですよ。

 

たくさんほめる先生ではなかったので

最上級で「そう」と言われるくらいでしたが(笑)

 

今の自分に「そう!」と言われるところが

あったかもしれないのに

 

 

 

マナーや礼儀もたくさん教えてもらいました。

 

親族以外でこんな気持ちになったことがないので

どんな礼儀作法が正しいのかわかりません。

言い方に失礼があったら申し訳ありません。

 

ご冥福をお祈りします。という言葉が好きじゃないのです。

 

 

 

先生さようなら。

 

ありがとうございました。