ピケトゥール・アンデダンの覚え書き | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。



みなさまおはこんばんちは!

珍しくバレエの説明なんかしちゃって...ヽ( ´_つ`)ノ ?

質問されたので一日中アンデダンがぐるぐるしちゃいました。
せっかくなのでアウトプットしときます。

プレパレーションは進行方向向きから始まる人と、
私のように斜からセットする人といるようですが
習ったようにやってください。

連続でやっていくと途中で曖昧になってくので(笑)
それじゃダメか??

でも、作品なんかでは横向きからの方が多いような気がします。

それでは私のピケターンお納めください。

①軸となる足は一切曲げることは許されません!!
常に強くピンと伸びています。だってピケの脚ですから!

②もう一本はプリエの状態から素早くパセに。
この時、身体が回転し始めているので必然的に後ろパセになるハズ。

③ここがアクセントで、パセ+ピケ+アンナバ+半回転(向きに立つつもり)を
終わらせます。

④進行方向にパセの膝、あとから来た方のアンナバの肘、顔!が
揃います。めっちゃ素早くすませます。

⑤ここからは音のとり方でゆっくりにも早くもできます。
パセのつま先を軸足にそわせながら下ろしていきます。
軸から離れて後ろに落とさないように気をつけています。
これで真後ろくらいまでまわります。4分の3回ったところ。

⑥後の4分の1はポワント五番になり降りてきた足をプリエしながら、
(ピケになる脚曲げずにね)押し出されるようにデガジェするまででなんとなくなります。
すると、最初のプレパレーションのポーズになります。

腕は、斜からプレパレーションした方は特に体以上に開かないように注意します。
平手打ちしないように、指先からアンナバに戻すよう心がけてます。

高速になってくると腕を振り回すと遠心力がかかってしまい
周りすぎちゃうので…

説明すると分かるようにピケに立ってからは少しの回転で済むような感覚なので
周りすぎは禁物です。
迷子にならないためにも一番最初の足が進行方向から外れないように
その線の上にピケが刺さるように気にしてみてください。

2回転の場合はこのピケの時間が少し長くなります。
ピケで刺したパワーが上に向かうように
巻き上がる?タツマキ?!になるとヒュるっと回れます。

これは個人的使い分けですが、高速ピケの場合は少しジャンプ気味に
飛び出してピケします。
2回転はピケを進行方向ではなく少し落とす感じ?
真下に突き刺すような感じです。若干使い分けてます。

でもその時のコンディションとか音の感じとかあるので
必ずではないかも。

また、マネージュでは背中で円の中心を感じるようにしています。
マネージュとは円を描くように回転し続けることですが
舞台は四角いので四隅をスポットにするよう教わりました。

でも角に来てから急に直角に曲がるのは難しいので、
だいたい楕円くらいでお願いしたい。

どこかで360度以上回る必要が出てくるんですが、
この時は最初のプレパレーションのデガジェからロンデのところで調整かしら?
ロンデのところで身体が回ると進行方向迷子になるのでガマン。

ガマンすることでピケの爆発力を生みます(笑)

このロンデをまっすぐ進むよりもちょっと
深くすると曲がっていくよ。

そろそろ曲がらないとな、ってときにスポットをずらしていくんですが、
この時背中に中心があると肩の上に顎がきて
内角ギリギリ見えるところを次のスポットにするというね。

ことができるんザマス。

と、私はそんなイメージでやっております。

マネージュはまっすぐ進めるからこそコントロールできるので
まずは回転の始まりがいつも同じ形になるように気をつける。

という感じで私の周り方を分析してみました。

アームスとかまだ色々ありますが、
ジゼルなんかはスカート持ったまま高速マネージュしたりするので
腕は振り回さなくても回れるってことで
なんでやねん!と平手打ちだけしないように気をつけてます。

他にもこんなこと気をつけてます!とか、
ここはこう習ったよ!というのあれば
コメントお待ちしてます。

みんなで参考にします〜

よろしくお願いいたします。





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