センターでグランバットマンはドゥミポワントで… | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
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いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

みなさま、おはこんばんちは!

 

この前久しぶりにセンターに出ましてね

センターがあっても滅多にやったことがない

グランバットマンをしました。

 

ふらっふら。

 

グランバットマンってやつは

あげるよりも下ろしてくるのが厄介でして

素早くポジションにおさめるのが

胆なんどすえ。

 

打ち間違えたら京都の人みたくなった(笑)

 

そういえば、以前ロシア人のレッスンでも

「グランバットマン苦手?」と言われたことがあり

プロのレッスン動画を見ていた時に

「コレできるようにしておきな」と言われたんでした。

 

高速グランバットマン。

 

バーでだって早いグランバットマン(以下GB)

大変なのに、センターでアンクロワとか

想像しただけでグラグラするタワーが見える。

 

ジェンガ!

 

すごく久しぶりに日本でレッスンに行ったときに

GBやって脚の勢いに負けて

ひっくり返ったことがあるので(笑)

 

やたら脚の力が強いんだろうか…

 

ドゥバンに上げたんですが

思ったより上がった。そして軸足が浮いた!

 

と思ったら柔道の「1本!」みたいに

きれいにひっくり返った。

 

この力で飛ぶんですね。

 

いやいや、飛んでる場合ではない。

 

前や後ろはまだマシな気がしますが

横が大問題で体がブレる。

 

おさめるのムズイ。

 

うーーーーんと考えた結果。

 

全部ルルべでやることにした。

 

最初は単純に鍛えられるかと思ったのです。

体幹が。

ドゥミポワントに立ちっぱなしにしたら

普通難しくなると思うじゃないですか?

 

だがしかし。

 

一気に上げやすくなった。おろしやすくなった。

上半身のブレも少なくなり安定。

 

なぜだぁああああ??

 

アテールの時の軸の強さが足りないんだろうか。

ドゥミで多少できるということは「ない」わけじゃなく

「使ってない」なのでドゥミみたいにアテールで

立てばよいのでしょうか??

 

上半身がブレるということは

高く上げる脚に振り回されているということで

だからポジションにおさめるのも

難しくなります。

落としてきちゃっておろしてきてない。

 

ドゥミポワントだと足指部分という

小さい範囲しか重心が動かないので動けない。

 

アテールはつま先からかかとまで重心移動できてしまうので

ブレやすいのか?

 

ドゥミにしているとおさめるのも割と

スパっと決まるのは

GBした脚のつま先が床につかないからだろうか?

 

そこが省かれているので軸にずっと乗ったままいられるのかも?

 

つまり、床につま先が付く瞬間というかその周辺で

重心がズレるのかもしれない。

 

タンジュの時に出した足の方にちょっと乗ってしまうんかね。

床につくことを意識しすぎなのかな?

 

ルルべにしていると床に触れるのはポジションに

入った時だけだから逆に安定するのかも。

 

さらに言えば、ドゥミに立っている方が

GBに上げるとき床を感じる。

突き刺す感覚がより鮮明。

 

つーーーか

アテールでは感じてないかも!?

 

そうか・・・

アテールでもこの感覚をゲットできればいいのか。

 

つま先立ち立ちっぱなしが苦じゃないのは

もしかしたら、体重移動しなくていいから…?とか

どれだけ省エネモードなのか…

 

さて、どうしたらアテールがドゥミポワントみたいになるかな~

 

かかとがちょっと浮き気味になるのは

よくないことかと思っていたけど

(よく「かかとちゃんとつけて!」と注意されるので)

 

壮大に浮かせないまでも

いつも浮かせられるところにいるという手もあるのかもしれない。

 

ドゥミではもう浮いてるからね。

でもアテールはかかとまで行けちゃうから。

 

そう思うと、前と後ろはマシで横が難しい意味が分かりますね。

 

足を少しでも開いていると(笑)

 

前後は親指側、小指側くらいの移動になるけれど

横はつま先からかかとまでになりますよね。

 

なるほど…

 

よし、高速GB目標にするぞっ

 

今日は母の日ですってね。

 

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