バレエ学校のストレッチをしよう!のコーナー②カエル・デ・フィッシュ | パパはバレエダンサー

パパはバレエダンサー

パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

みなさまこんにちは!

 

いまさらカエル足をどうこう言うつもりはありません。

 

できる人はできるし、できない人はできないし

できるようになる人はいつかできます。

 

私も子どものころはぜんっぜん!!

できませんでしたが

今なぜかできるようになりました。

 

これも力を抜くことができるようになって

進歩したので脱力って大事です。

 

さて、カエル足が苦手、またはやりにくい人って

膝を開いてポーズを作ろうとしても

腰が浮いてしまうか

足先が浮いてしまうか…

 

シーソーのようにあっちを下げれば

こっちが上がる…的な形になりますよね。

 

腰と膝、かかとの3つが全部床に触れていないと

完成とは言えない形です。

 

このカエルポーズ(うつ伏せ)が

股関節にあまりよくない、という意見も

あるようですが、学校の生徒達には

いいも悪いも関係なく皆出来ている。

というのがポイントです。

 

できない人を無理やり押し付けて

やれば、やはり故障してしまうわけで。

できている人には問題ないのでしょう。

 

べったりくっついたカエルの足を浮かせるのですから

最初から浮いててしょうがないカエルポーズには

何をどうしたらよいのか…

 

いや、本当は付け根を伸ばして

脚を浮かせるのでして

違いはあるのですが、そもそも開いてない人は

そこから付け根を伸ばすのは難しかろう…

 

と、学びのない時間にするのも

もったいないので

私はここに注目!

 

足先!

 

カエル足のポーズをするときの足先。

 

みんなフィッシュになってた!

 

カエル・デ・フィッシュ!

 

フィッシュとはカマ足の反対で

バレエ的に美しい足先と言われます。

 

カエル足の時自分では足先を見ることは難しいです。

 

うつ伏せだしね。

 

さて、みなさまそのままフィッシュ方向に

足先を動かせるでしょうか?

そのままでいられますでしょうか?

 

力の向き、加減できますか?

 

どれだけフィッシュになれるかということではなく

フィッシュにするための命令ができるか?ということです。

 

パッセ、ルティレなどでカマ足になりやすい人は

フィッシュの足の作り方がわからない、または

定着していないのではと思います。

 

いつも「見て」直す癖がついていると

つま先が逆方向(カマ足)に向いても

気が付かないことがあります。

 

間違った感覚ということに気が付かないのです。

 

「見ないで直す」

これはカマ足に限ったことではなく

とても大事なことだと思います。

 

注意されるとつい下を向いて足を確認

 

鏡で自分を確認

 

先生に振りむいて確認…

 

これをしてしまうと

せっかくの姿勢が壊れてしまいます。

 

見ないで直せるようになるのは

もしかしたら上級者からかもしれません。

 

時と場合にもよるかもしれませんし

先生によっては「私を見よ!」ってことも

あるかもしれませんけどね…

 

少なくとも、足元をみて

上半身が崩れてしまうのはダメなのよ。

 

ってよくよく言われましたが

皆様のところはどうでしょうね~

 

フィッシュの足先を作る力の向きって

結構クセになるので

見ないで作る練習しておくといいかもしれませんよ。

 

常に意識すればカマ足には

できませんからね♪

 

イベントバナー

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ バレエへ
にほんブログ村

 

 
バレエランキング