ロシアバレエの1年生 コインを持った手を作ってみよう | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

 

これもまた、わざわざいうこともないくらい有名な練習法で、ここでも何度か書いたので必要ないとは思いながらも、せっかくだからイラストに起こしておきます。

 

日本ではキツネの形、というこの練習のための手形はロシア流には「コインを持った指」というそうです。

 

親指をスライドさせて中指の関節までおろした形で練習するといいかもしれません。

 

親指が離れてしまう人多いですよね。

 

私も小さい頃は「L」字の手先で踊ってました。

 

あとロシア人に教えてもらったのは、アラセゴンの手をテーブルなどにひじからつけて小指までをぴったり付ける方法です。

 

こうすると、手先が下がっていない形が作れるので、そのまま上にあげて正しい形を確認するそうです。

 

やってみるとわかりますが、思ったよりも手先って上だな・・・

 

イラストではひじも曲がらずまっすぐなように見えてしまって突っ込まれましたが、ひじは自然にカーブしててください。(テーブル付きの絵を追加したのは上の絵を消したくなかったから)

 

アームスって型から型へ動かせばいいだけだからそんなに苦労しないはずなのに、戸惑う人って多いですね。

 

顔なんかついちゃうと余計に分からなくなりますかね?

 

でも、私の先生は最初から顔と手、同時に動かさないとしみつかないと言ってましたので、ぜひ、顔だけ、手だけやってみるという練習法ではなく、手も顔も同時に付けるようにしてみてください。

 

そうすると、いちいち顔の位置を言われなくてもどこに手があったらどこに顔を持ってくればいいか分かるようになります。

 

実際には脚との兼ね合いもあるので絶対ではありませんが、真正面だけ向いている踊りはありませんので、バーでもセンターでも表現豊かに踊るように練習したいですね。

 

 

 


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