おはようございます！
フォトスタイリスト窪田千紘です。
スタイリングの仕事をしていて
私自身、「センス良く見える」という基準の中に、
絶対に譲れない視点があります。
それは
「時代を経ても美しい」ということ。
流行っている最中は、素敵に見えても、
何年か経って、
「なんだか妙？！こんなのが流行っていたのねーー」と
感じるスタイルは、
基本、「違う」「ダメ」だと思っています。
例を言えば、友達とアルバムを見ていて、
「あの時、は変だったわよねーー
これが当時はやっていたから仕方がない・・」
つまり、今見るとダサい！と思う状態は、
センスがいいセレクトとは言えない、ということです。
一見、この視点は、ささいなことなのですが、
重要視している理由は
ネットで集客をしたり、アクセスを取ろうと思うと、
案外、役立つからです。
長年、写真やスタイリングといったビジュアルを通し、
いろいろと提案してきましたが、
反応が取りやすいのは、圧倒的にこの
「時を経ても変わらずに美しい」ものです。
Aという提案をしても、
きちんと、基本に合わせた提案と、
流行に合わせただけのものでは反応が明らかに違います。
一方、後々みると「ダサいに」なってしまうのは、
流行に合わせすぎて、
インパクトだけを追ってしまうもの。
そのわかりやすい例が、
ストリート系のファション。
「これが今、すごい来てる！」
「流行っている！」と言われると、
蚊帳の外にいる、一般人はそんなものかな？？という風に感じます。
これだと、マニアな人だけへのアピールなので
多くの反応は取れないパターンです。
そしてもう一つ、ダメなのが
「好き」に固執してしまうこと。
「私はこれが好きなの」
「私っておしゃれでしょ！！」と
好きを押し通して、突き進みすぎると、
先ほどの、ストリートファッション系の
おばちゃんバージョンになってしまう可能性がありです・・大汗
「えーーーそうは言っても私は大丈夫」と
思っていても、結構、
知らず知らずにこのパターンに陥っている大人の女性は
多いです。
フォトスタイリングやセンスのレッスンを通し
数千人の女性と会ってきましたが、
大体３０代後半ごろから、気をつけないと
この「好き」の呪縛にはまるような気がします。
その考え方の原因は
「流行は今更追っても仕方がないし、
自分の好きを追求するのが素敵な女性」とい風に
思い込んでしまっている点。
基本的には間違っていないのですが、
「好き」を現代にバランス良く調整しながら追求しないと、
本人だけはいい！とおもっても、
なんだかしっくり来ない・・
自分のイメージとは違うという風になってしまいます。
そうならないためにも、
センスを今に調整していくことって必要。
その時に役立つのが、
こういう昔のスタイルばかりを集めたファッション本
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Chanel (Memoire)
9,232円
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Dior (M´EMOIRE DE LA MODE)
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見ると
スカートだったらAライン
写真構図だったら 一点透視法 など
今でもファッションやインスタで普通に使える
技法ばかりのオンパレードです。
これを見て、自分の感覚をフラットに戻すと、
次の日から、真っサラな目で、
いろいろなものを見えるようになります。
その目で、「好き」を見ると、
また進化した自分の感性に出会えます。
老けこまない、幾つになっても
かっこいい女性でいるためにも
変わらないセンスの基準どこにあるか・・・
意識しながら過ごすだけでも、
日常生活にかなり役立つはずです・・
今日も素敵な１日をお過ごしください。
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