いよいよ、その日がやって来た。

向かった先は…
「ラデュレ」シャンゼリゼ店!

今では日本にも進出したラデュレだけれど、当時はまさかラデュレが日本に出店するなど思いもよらなかった。

当時のパリのパティスリーを散々食べ歩いた結果、そこに至った。
ケーキもマカロンも美味しいし、ヴィエノワズリーも豊富。
トータルに様々な事が学べそうだと思った。
何よりも、ラデュレの淡い色合いのパッケージや可愛いイラストの世界が大好きだった。

で、当然人気も高いパティスリーな訳で、希望者も多いm(_ _)m

さてコルドンの担当シェフから、直談判に行けと言われ…いや、正確には粘ってやっとアポを取ってもらった(^^;;

出発の朝…。
ドキドキ、ワクワク(>_<)

お店の前に着いた。
緊張してアポした時間よりも、やや早い時間に着いた。
暫し大好きなお店を眺めていようと、見ていた。
お客様がひっきりなしに訪れる。
皆、幸せそうな顔をしてお店から出てくる。
つくづくパティシエは、笑顔を生み出すお仕事だと思いつつ。。。

アポの10分前。
まさかフランス人が、そんなに早く来るはずが無い、と思いつつドキドキ☆
店員に来た事を伝えると、何処かに電話したあと、カフェの階段下辺りで待つ様に伝えられる。

5分前。
…まだだよね。と、自分を落ち着かせる。

時間!
硬直して緊張しつつ、お店を凝視し始める。

5分過ぎ。
しっ、心臓のドキドキが…!

10分過ぎ。
んっ?アポの時間が合っていたか、ちょっと不安になり始める。

15分過ぎ。
…もしかして、バックレ?((((;゚Д゚)))))))

20分過ぎ。
もうこうなったら、もう一度シェフを呼んでもらうしか無い。

と、思っていたその時!
階段の上から、シェフらしき人が走って駆け下りて来た。

わっ、わっ、キタ~~(>_<)
心臓ドキドキ、クライマックス!
何だか怖そうなシェフ(´Д` )
門前払いされたらどうしよう?凄く早いフランス語でまくし立てられたらどうしよう?
あ~、何てアピールしよう…
一瞬の内に頭の中がグルグルした。

がっ!!
何とこの後、意外な展開になる。。。続く☆

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