いつもお世話になっております「パティス・ガストロノミー協会」今日は「夏のガストロノミーフェスタ」で、豪華シェフ達の特別講座。素晴らしいメニューをふるまって下さいました。

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まずは「ビゴのお店」の藤森シェフ

相変わらず元気いっぱいでトークが冴えてる?!藤森シェフ。今回は「クグロフ・サレ」と「フーガス・プロバンサル」の2種類のデモ。

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クグロフの生地を本場アルザスの陶器型に入れて、発酵後焼成

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オーブンを覗くと、わぁ~膨れてる!このオーブンを覗いている時が幸せなのです。

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美味しそうに焼き上がりました。

「クグロフ」の型は、大好き♪特に金属出来ている型よりも、陶器で出来ている型で焼く方が、火辺りが柔らかく、じっくり焼けるので、断然美味しく焼き上がります。また、フランス・アルザスには“スフレンハイム”という、陶器の街が有ります。街の中には、陶器屋さんや工房がいっぱい。ちょっと離れていますが、行く価値は大いにある場所です。アルザスの土地の土が、この陶器を作るのに適しているそう。

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「フーガス・プロバンサル」

オリーブがたっぷり入っています。「ビゴの店」には“オリビエ”という、長細いバゲット生地にオリーブがいっぱい入ったパンが有るのですが、これがすっごく美味しい♪実は、“オリーブ”ってあまり得意では無かった。でも、ビゴさんの“オリビエ”を食べてから、その価値観は変わった。すっごく美味しいオリーブです。

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焼き上がり

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お次は「スリジェ」の豊嶋シェフ

こんなに偉大なシェフのデモが見れる何て、幸せ☆下処理から材料の細かい説明まで、とっても丁寧なお仕事。

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チキンの焼き上がり。たっくさん並んでいて豪快です。

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「若鶏腿肉コンフィ 赤キャベツのシュークルート添え」

贅沢にも今回の試食は、これがまるごと一人ずつに。鶏肉が本当に柔らかく、シュークルートも美味しい!

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ラストは「1904」の松野シェフ

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左は「1904」の人気ケーキ「マイヨジョーヌ」、右がデモで作って下さった「マルジョレーヌ」

「1904」のお菓子は、大好き。松野シェフの作りだすお菓子は、“ガツン”とメリハリが有って、素材の味を活かしたお菓子。
今回のルセットもシンプルながら、素材や構成にこだわりの有る「マルジョレーヌ」でした。ん~、とっても勉強になりました。

パンもお料理も、お菓子も本当に全て美味しかったのだけど、思ったのは全て余計な物が入っていなく、素材の味を充分に活かした構成だなと。足し算、引き算大事です。何でもそうだけど、私はついつい引き算を忘れがちなので、また大事な事を思い出しました。
今回、印象に残った「ビゴの店」の藤森シェフのお話し。
「料理人は音楽家、お菓子職人は画家、パン職人は化学者だと言われているんだよ。」なるほど。何だか、妙に説得感。

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偉大なシェフの皆様、お疲れ様でした。そして、ご馳走様でした!

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お土産に頂いた、藤森シェフの「メロンパン」先日、NHKのお料理番組でも紹介したパン。素朴で美味しいです。