初めて心療内科に行くのは、
けっこう大変なことだと思います。
自分でもなんだかおかしい、
このままではダメだ、なんとかしなきゃ、
と思っても、
やっぱりどこかで
自力でなんとか這い出せるかも・・・
と思ってしまう自分がいるからです。
そして日にちばかりがどんどん過ぎていきます。
まだ生まれたてのような赤ちゃんを連れて
出かけているお母さんをよく見かけます。
でも、私は最初怖くて、
マニュアル通りに
本当に近所にちょろっとお散歩に出るのがやっとでした。
それでどんどん引きこもりのようになって、
外に出るのもだんだん億劫になって、
人混み恐怖症になり、
スーパーでさえ、人やモノがあふれるところに行くと
動悸がするようになっていました。
外出して息抜きしたほうがいい、と
家族が外へ連れ出してくれたりしても、
ストレスにしかなりませんでした。
そして、身体的にもきつくなってきました。
もともと持病だった肩凝りがひどくて、
肩甲骨が痛くて痛くて眠れなくなってきました。
腰や膝も痛み出しました。
そこで、チラシで「うつ」にも効くという
気功整体院が近所にあると知って、
そこへ通い始めました。
自分でもうつの自覚はあったものの、
専門医、には直接行きにくかったから。
そこでは一回の施術が4000円、
そして週に何度か通い続けないと、
ひどくなりますよ、と脅されてしばらく通いました。
特に効果は現れませんでした。
値段が高いので、そうそう続けられませんでした。
そして、市、都の保健窓口に
相談して、
やっと救いの神のような人に出会いました。
自身もそういう経験をして、
いま仕事に復帰しています、という
保健士さんでした。
同じような思いをした人が目の前にいる、というだけで
すごい安堵感でした。
そしてその人が勧めてくれた
心療内科クリニックに行ったのです。
勇気というか、不信感というか、
やっぱり行くまでにはずいぶんと迷いや戸惑いが
あったように思います。
と思いたい気持ち。
精神的な病、とか心療内科に
やはりどこかで偏見があったからだと思います。
でも、今ではやっぱり、
薬の力を借りなければ
穴の底から私は一人では出ることはできなかったなぁ
と思います。
第一歩が大変。
そのあと通い続けるのも大変。
医師との相性もあると思います。
薬も何種類もあり、自分に合う薬に出会うのも
難しいようです。
すぐに劇的に治るわけでもありません。
地道に日々を耐えるのは
通う前と同じですが
でも、もう一人ではないし、
薬でなんとか楽になれる、と
自己暗示もかけられるようになります。
心療内科に通ってくる様々な人も、
待合室で目の当たりにして、
みんな似たような苦しみを抱えているんだ・・・
と思って、自分も頑張ろう、と思えるようになります。
やっぱり早めに、
専門医に診てもらうのはいいのではないかと思います。