産後うつコラムPartII -2ページ目

産後うつコラムPartII

産後うつから復活しつつある私から
うつに苦しむ人へのメッセージ。

飛ばすな、

調子が良いからといって飛ばしすぎると


きっと反動でガタっと落ちる。


かかりつけ医が10年間私の診察をしてきて

いつもうるさく言っていることです。


でも、調子がいい時は、飛ばしているという感覚もない。

いろんなことがスムーズにできるし、

やりたいことも楽しくできるし、


そしてこんな病気を知らなかった頃の自分に戻れて

何も考えずに毎日を元気に過ごせるから。



今回、少し頑張りすぎたかな、という意識はちょっとあった。

仕事で行きがかり上、大役を(といってもそんな無理なものでもない)

引き受けたから。


それが終わったらちょっと疲れて、脱力感というか

気が抜けて、でもまた普通に戻れると思っていたのに。


季節の変わり目もあったし

花粉症もあったし


10年目で、

またかよー!!!とガッカリしてショックも大きい。

失望と絶望。





変な療法を思いついた。

幽体離脱。苦しんでいるのは自分ではない、と

ちょっと上からもぞもぞしている自分を見ているつもりになること。


そしたら苦しい・・・つらい・・・しんどい・・・というのから

抜け出て、自分はただ浮遊して


抜け殻の自分が色々やるべきことをこなすという。


ちょっと上級技なのかな。いやうまくいけばできるかも。



不思議と、苦手なはずの

人との接触もまぁそれなりにできている。





一回調子が狂ったら、


もはや普通に戻るまでが泥沼。


自分でも意識しすぎて自分がどうなっているのか

わからなくなるのだ。


調子悪いのかしら?普通なのかしら?


気にしすぎて動きがロボットみたいになってしまう。



自然に動けない。


でも、驚くべきことに、

休まずに仕事も子供の学校の保護者会も

習い事の送り迎えも、まずは今週こなせた。


ときどき息切れしたり

パタンと倒れたりしながらも、

まずは上出来だった。


普通ではないんだけど。



優先順位の低いもの、パスできるものは

でも、やめておいた。


歯医者さんとか、ヨガとか、サークルとか。

行ったら行ったでいいのかもしれないけど。


かかりつけの先生のところにも


また、落ちちゃいました…と報告に。

いったんグラム数を減らした薬をまた増やされた。

頓服薬もけっこう使って、なくなってきてたし。


でもこれでいいのか?


知っている人がかかっているカウンセリング、

行ってみようかという気になっている。


でも、1回1万円だって。保険がきかないらしい。


私のかかっている先生は薬を処方して終わり、だから

カウンセリングにしっかりかかったことはない。

一度、行ってみたけど合わない感じがしてすぐやめた。


何がいいのか、わからない。


ワラにもすがる思いで、行ってみたらいいのかな。

やり過ごすしかない。


苦しい。きつい。つらい。しんどい。生きづらい。


もう、ならないと思った

最悪の気持ち、不安な思い、いやーな感じ。


いつかは消える。


そう信じて。

持ちこたえるしかない。


逃げ出したい。どこへ?

しばらくご無沙汰してました。


忙しくしていて、バタバタと元気に走り回っていました。


パートの仕事で、

同僚の人が体調を崩したり出張が多かったりしたので

そのフォローで、パート職員以上の仕事をこなしてました。


それで、人助けにもなって嬉しいし、

自信にもつながって良かったと思っていました。


子育ても、色々学校や習い事、

お友達やママ友つきあい、うまくこなせていたし。


それが、


やっぱり調子に乗っていたのかもしれません。



経過が順調だったので、少しづつ薬も減らして

いるところでした。といっても種類はそのままで、

グラム数だけ。


頓服もほとんど使っていませんでした。



それが、少しづつ、あやしいな、という感じが

(もう何度目にもなるので慣れっこのもやっとした感じの

始まりです)


来て、ついに、


ダウンしてしまいました。


生活を回すのが困難!苦しい!とアップアップしてきます。

まず、ご飯をつくるのがきつくなります。なんででしょう。


そして顔つきが険しくなってきます。


なんでもない日常を送るのが

非常に辛くなってくるのです。


自分がするべきことはわかっているのに、

すんなり体が動かない感じ。


うろうろと同じところを空回りします。


あ~あ。



でもここはひどくならないよう、

こじらせないよう、



気をつけるしかありません。


ここでヘタをすると、またどん底に落ちてしまいます。


寝込むのは嫌だ、と思うけれど、



どうしても動けないときは、

寝ます。


私の場合、なぜか不眠にはならず、


眠りがシェルターというか、逃げ場なのです。

唯一、安らげるところです。


起きていると、胸がばくばくして、苦しくて、

ぞわぞわ、わさわさして、動悸と貧血を起こしそうになります。


現実逃避でしょうが、しかたありません。


眠っても眠っても、寝られます。


そして、翌日少し楽になりました。

おそるおそる、用事を済ませます。


そしてまた翌日、やっぱり寝覚めが最悪です。


エンジンがかかるまでそろりそろり


深呼吸しながら目を閉じて呼吸を整えて、


動けるようになるのを待ちます。



なんて


厄介な


病気なのだろう。

長女出産後に産後うつを発症したので、
かれこれ9年になります。


完治したかと思って次女を出産してから
またすぐに再発。


その後も、振り子のように
大波、小波、いろいろあってここまできました。


半年くらい、好調かな、と思ってると

ドーンと突然また調子が悪くなってしまったり。


その間も寝込むほど悪くなること数回。


再発の中には、

調子が良くなったタイミングで、


これまでうずくまって無駄にしていた分を取り戻さなきゃ!とばかりに

すごく焦って、というかいわゆるハイテンションな状態になって
そして決まってそのあとは

どかんと落ち込みました。

主治医にはそれ以来、
調子が良くなっても、飛ばさないようにしてください、


と口を酸っぱくして言われます。


元気なのに動くな、と言われているようで
無理なのに動け、と言われるように辛いですが、

リハビリのように、

急にではなくそろりそろり動くようにしています。


そして抗うつ剤ではなく、

気持ちを平坦・中庸に保つという薬に切り替えられました。
それが「てんかん」の人にも処方される薬だったので

ちょっと驚きました。


調子が良くなると躁になり、その反動でうつ、と
クセになって繰り返す「躁うつ」病になると、

余計治りにくいということでした。


5年前の大震災の時も、

また大きな落ち込みがありました。


&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&



はじめての出産。

はじめてづくしの生活の中で、

自分の気持ちの中に現れた大きな大きな

変化。自分で制御できない暗雲。

悪夢の中のようにトンネルの中を

進めない泥沼のような感覚。


そのあと、


はじめて心療内科にいって、
産後うつと診断されて、


「うつ」という病名にちょっと偏見もあったので

ショックだったのと同時に、

これは病気だ、ゆっくり治すしかないのだ、と

ちょっと安心もしました。


すくなくともひとり暗闇でもがいているよりは、

ちょっとは「ワラ」にすがったような気持ちになれました。


それからも、簡単に気持ちが快晴になるかというと
そうではなく、医者を完全に信頼していたわけでもありません。


セカンドオピニオンを求めたり、
薬はのみたくないとやっぱりしぶったり、

カウンセリングに切り替えたほうがいいのかと思ったり、


でもそうこうしながら

最初のお医者さんのところで落ち着き、


結局、


ずいぶんと時間が経ちました。

急上昇、急下降も何度か繰り返しました。


焦りは禁物、でも子育てと同時の闘病なので、

色々環境の変化に振り回されざるをえません。


一人ならば静かに寝ていられても、

子供がいては、世話もしなければならないし

外へ出たくなくても、出なければならない。

人にも会わなければならない。





いま、


苦しんでいる人に偉そうに

楽になった立場から

色んなことを言うのはなんだか心苦しいです。


当時の自分の苦しさを思い出すと

胸がキューっと締め付けられます。


また、9年も薬を飲み続けるんだ・・・

と絶望的な気持ちにさせてしまいそうで

申し訳ないような気もします。


でも、その暗い状態からは抜けて

毎日を笑顔で過ごしたり

子供と何気ない日常を過ごしたりできる


そんな日はいつかやってくる、


と励みになれたらいいと思います。



苦しかった当時の話は、

私の昔のブログ「産後うつコラム 」に

書いています。



振り返ってみて、正確に

自分の症状を詳しく覚えていないことに

驚きました。


何ヶ月頃で発症に気づき、何ヶ月頃で病院に行き、

どうしたかということ。


人間、のどもとすぎれば忘れるものなのかもしれません。