長女出産後に産後うつを発症したので、
かれこれ9年になります。
完治したかと思って次女を出産してから
またすぐに再発。
その後も、振り子のように
大波、小波、いろいろあってここまできました。
半年くらい、好調かな、と思ってると
ドーンと突然また調子が悪くなってしまったり。
その間も寝込むほど悪くなること数回。
再発の中には、
調子が良くなったタイミングで、
これまでうずくまって無駄にしていた分を取り戻さなきゃ!とばかりに
すごく焦って、というかいわゆるハイテンションな状態になって
そして決まってそのあとは
どかんと落ち込みました。
主治医にはそれ以来、
調子が良くなっても、飛ばさないようにしてください、
と口を酸っぱくして言われます。
元気なのに動くな、と言われているようで
無理なのに動け、と言われるように辛いですが、
リハビリのように、
急にではなくそろりそろり動くようにしています。
そして抗うつ剤ではなく、
気持ちを平坦・中庸に保つという薬に切り替えられました。
それが「てんかん」の人にも処方される薬だったので
ちょっと驚きました。
調子が良くなると躁になり、その反動でうつ、と
クセになって繰り返す「躁うつ」病になると、
余計治りにくいということでした。
5年前の大震災の時も、
また大きな落ち込みがありました。
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はじめての出産。
はじめてづくしの生活の中で、
自分の気持ちの中に現れた大きな大きな
変化。自分で制御できない暗雲。
悪夢の中のようにトンネルの中を
進めない泥沼のような感覚。
そのあと、
はじめて心療内科にいって、
産後うつと診断されて、
「うつ」という病名にちょっと偏見もあったので
ショックだったのと同時に、
これは病気だ、ゆっくり治すしかないのだ、と
ちょっと安心もしました。
すくなくともひとり暗闇でもがいているよりは、
ちょっとは「ワラ」にすがったような気持ちになれました。
それからも、簡単に気持ちが快晴になるかというと
そうではなく、医者を完全に信頼していたわけでもありません。
セカンドオピニオンを求めたり、
薬はのみたくないとやっぱりしぶったり、
カウンセリングに切り替えたほうがいいのかと思ったり、
でもそうこうしながら
最初のお医者さんのところで落ち着き、
結局、
ずいぶんと時間が経ちました。
急上昇、急下降も何度か繰り返しました。
焦りは禁物、でも子育てと同時の闘病なので、
色々環境の変化に振り回されざるをえません。
一人ならば静かに寝ていられても、
子供がいては、世話もしなければならないし
外へ出たくなくても、出なければならない。
人にも会わなければならない。
いま、
苦しんでいる人に偉そうに
楽になった立場から
色んなことを言うのはなんだか心苦しいです。
当時の自分の苦しさを思い出すと
胸がキューっと締め付けられます。
また、9年も薬を飲み続けるんだ・・・
と絶望的な気持ちにさせてしまいそうで
申し訳ないような気もします。
でも、その暗い状態からは抜けて
毎日を笑顔で過ごしたり
子供と何気ない日常を過ごしたりできる
そんな日はいつかやってくる、
と励みになれたらいいと思います。
苦しかった当時の話は、
私の昔のブログ「産後うつコラム
」に
書いています。
振り返ってみて、正確に
自分の症状を詳しく覚えていないことに
驚きました。
何ヶ月頃で発症に気づき、何ヶ月頃で病院に行き、
どうしたかということ。
人間、のどもとすぎれば忘れるものなのかもしれません。