昨年、経営者の仲間から、
「今井さんこの事業所
一回見に行ってくれない、なかなか良い技術を持った
革製品作ってる工房があるんだよ。」
 
っと紹介されてお邪魔した障害者就労支援事業所アルカヌエバ
 
事業所に通された時に、いつもの直感
「いける!」
悪くないぞ、なかなか良い、いける。
 
この感覚です、すぐ感じたのが、
革や付属のクオリティーを上げたら立派な商品になると言う事
主任の常泉さんにその事をお話しました。
 
もちろん限られた予算の中で作り売れ残ってしまうと
採算が合いませんだから
革も付属も安価なものしか使えない。
 
語弊があるかもしれませんが、
個人的な感覚ですと、作業所の商品は買ってもらう
と言う感覚かと思います、買う側も
なんか寄付のような感覚になりがちなような。。
(あくまでも私の主観です)
 
私がお店として関わる以上
「売れるものを作る」
そう、うちのお店に並ぶ欲しいと思われる
売れる商品を作るのです。
工賃や材料、他の商品と価格も考え
まず一万円で売れる商品を作る。
 
 
そしてアルカヌエバはお店の一工房としてお取引をする。
作業所のスタッフさんは職人という位置づけ。
そして正当な工賃をお支払いする。
 
 
時々感じる、福祉を食い物にしているような
印象を受ける企業が私は嫌なのです。
福祉を歌えば安く人が雇えて、優良企業のイメージアップ。
なんか胡散臭く嫌なんですね。
だからアルカヌエバを一工房として他の取引先と同じような位置づけで
普通に取引します。
普通に当店も利益を乗せます。
そうでなければうちのお店もこの企画は長く続きませんから。
 
そして少しでも社会貢献。
社会貢献は、したくても職業上無理と思っていましたから、
今回のお話は私にとっても嬉しい話でした。
 
 
 
 
 

作業所の 主任のジュンさん。

ジュンさんは職人なので、

スタッフさんへの指導が出来るんですね、

だからスタッフさんたちが高い技術を取得することも

出来ていくのです。

 

 

 

今回の企画はL字型財布

革は大きく見えても使えるところが

限られます、どうロスを減らすか。。。

形はどうするか。。

ン~。。。

 

何度も打ち合わせをして、、、

ジュンさんと売れる物作り

ん~。。。

簡単ではないんです。。

当たり前ですね。。

昨年秋から何度もなんども

打ち合わせ。。

サンプルの訂正も何度も

試行錯誤。。

 

そう、やっと出来上がり!

4色揃いました。半年かかり

やっと出来ました。

 

 

 

縫製もご覧の通り。

綺麗に仕上がっています

見えない細部まで、ちゃんとコバ磨きも

してあります。

 

 

用途は、オフの日に男性ならこの財布があれば

これだけで出掛けられるような財布にしました。

 

店頭に並んでいます、ぜひ見てください。

 

そして

オンラインからもご購入頂けます。

御買い上げいただくと嬉しいです。

 

こちらからhttp://bis.shop-pro.jp/?pid=132934279