休業延長のお知らせ
まずは、医療関係者・物流関係者・金融関係者・保健所等お役所の方々・スーパーやコンビニの方々など、こんな状況の中、命を賭して働いて下さっている皆様に多大なる感謝の意を表したいと思います。
なお、図らずも罹患し亡くなった方々・今現在入院して苦しんでる方々・自宅待機を余儀なくされた方々やそのご家族の皆様、心中いかがばかりかと拝察するに、誠に心苦しい思いでいっぱいです。一日でも早いご回復をお祈りします。
さて今日は5月1日、どうやら緊急事態宣言は1ケ月程度延長されるらしい。
残念だが、止む無しと思う。
7日から営業再開し、皆様にお会い出来るのを心待ちにしておりましたが、先延ばしになりそうです。
昔あるお客様に『ここは既に社会インフラなんだから』と言われ、僕自身もその一翼を担うべく自負を持って働いておりましたが、都知事が営業自粛要請業種の真っ先に『バー』とおっしゃれて、正直へこみました。
この事態が収束し、胸を張って正々堂々と営業できるその日まで、バースランドはお休みさせて頂きます。
『結婚は判断力の欠如。離婚は忍耐力の欠如。再婚は記憶力の欠如。』
などと申しますが、今、我々に欠如しているのは想像力ではないでしょうか?
(もし自分が罹ったら・・・)(もしそれを誰かに感染させてしまったら・・・)(そっから拡がって誰かが亡くなったら・・・)(もしそれが自分の大切な人だったら・・・)想像すると怖くてしょうがありません。とても店を開ける勇気はありません。自分のせいで誰かが亡くなる・・・なんて考えただけでも怖気に震えます。
高田郁さんの小説の中で
『利を求めるのは商人の常なれど、義の無き商いはいずれ廃れる。』
という文があり、大いに首肯しました。
でもなぁ、飲食店経営者として、少しでもお金が欲しいって気持ちは物凄く理解できる。従業員のお給料や家賃や返済等々、辛いよなぁ・・・
僕も公務員ではないから、お客様からの売り上げで有難く生かしていただいている。その売り上げも4月は9割減・5月は多分全くないだろう。
給付金等最大限活用して何とか生き延びる所存です。
戦後に自分の信念を貫いて餓死した山口良忠さんという裁判官を僕は尊敬してます。まさか僕は餓死はしませんが『清貧』という精神は常に胸にあり、
対人接触99%減(残り1%はコンビニのレジの方)を守り、日々読書や勉強やDVD鑑賞などで、孤独に耐えております。何とか元気でやっておりますのでご安心ください。ちなみに髭ボーボーです(笑)
本当に、本当に一日も早く皆様の笑顔にお会いしたいです。
どうか皆様も無事にこの事態を乗り切って下さいますようお祈りしております。
最後まで読んで下さり有難うございました。