中国が、「二重国籍」の取り締まりを厳しくするようですね。

違反すると、即刻、中国国籍を失うそうです。

 

すごいねびっくり、と思いつつ・・・、納得です。

 

国によって、国民性は違います

個人でも、DNAに染み込んでいるレベルで違うと思うのです。

 

例えば、今の日本とアメリカは同盟国で仲良しですが、

国民性は全然違います。

最近、なにかと話題の映画「トップガン」をみても、

その違いが感じられます。

 

 

トップガン」、私は大好きな映画です。

母艦からF14が飛び立つシーンとか、最高にかっこいいですしねOK

 

でも、この「トップガン」、日本人的な感覚だけで観ると

理解しきれず、感動レベルが高くないかも・・・。

 

アメリカには、色んな人種がいて、

軍隊の中に、黒人と白人がいる。

ほんの少し前まで、本気で殺し合っていた人種同士。

 

軍隊として統率されていても、

個人では、本当に心の底から仲間を信じていいのか、不安になるんじゃないかな・・・

背中を預けるのが、怖いですよね。

 

だから、アメリカでヒットする戦争映画のクライマックスは、

いつもいつも、必ず

仲間が助けにきたーーー!!!

ってオチなのでしょう。

 

日本人にとっては、「仲間を助ける」なんて、潜在意識レベルで当たり前のことですが、

アメリカ人にとっては、ちょっと違いそう。

 

トップガン」でも、クライマックスで

トム・クルーズが、いけ好かないライバルのアイスマンを助けに行くことになる。

 

でも、トラウマによる恐怖で一瞬逃げてしまう。

 

司令部は「クソヤロー!」となるのですが、

すぐに気持ちを立て直し、

敵機のミグをボコボコに撃墜して、

見事にアイスマンを助けて帰還。

 

アイスマンは、トムに言います。

お前! いつも俺の護衛をしてくれ

(You can be my wing man anytime)

 

トムは答えます。

お前こそ、俺の護衛だよ

(You can be mine)

 

日本人の感覚でみると

理想的なライバル関係~~~!

 

と思っちゃうのですが、

本来のニュアンスは、ちょっと違う

 

いつも俺の護衛をしてくれ

これは、「お前ほど信用できるヤツはいない

という意味なんです。

 

だからトムは、

いや、お前こそだよ

と応じたんですね。

 

信頼関係が固く結ばれた瞬間を、クールに描いているからこそ、

アメリカ人は「トップガン」にしびれちゃうんでしょう。

 

こうした国民性の違いを無視していると、

いざという時に危険な問題が出てくると思います。

 

だから、中国の二重国籍への対応は、納得できます。

 

 

余談ですが、トランプ大統領Jr.がSNSにアップした

「トップガン」のコラ動画、最高に笑いました~爆  笑

アメリカさん、子供みたいだけど、面白いよ~もぐもぐ