本来の自分を取り戻すーヒプノセラピーとは? | ビジョンを叶える−Shine with社長の侍ブログ

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皆さん『催眠』というワードはご存知だと思いますが、

『催眠状態になる』とは、どんな状態か知っていますか?

 

「誰もが、一日に何度も催眠状態に入っています」と聞くと、

大半の方が驚かれると思います。

 


こんな経験はありませんか。

 

本を読むのに夢中になり、時間がたつのを忘れていた

考え事をしていて、声をかけられても気がつかずにいた

映画に深くのめり込み、強い感動や、あるいは恐怖を覚えた

 

このような経験は、どなたもお持ちかと思います。

こうした状態も、一種の催眠状態です。

 


催眠状態になると、集中しやすく、

受け身になり、暗示を受けやすい状態になります。

 

また、リラックスした状態になり、

心の深いところにしまい込んだ記憶や感情が出やすくなります。

 

 

ヒプノセラピーは、心理療法の1つで、

潜在意識に働きかけることで、課題や問題に対処する手法です。

本記事では、ヒプノセラピーの基本概念からその効果までを解説します。

 

 

 

 

 

  ヒプノセラピーとは

 

「ヒプノセラピー(hypnotherapy)」とは、日本語で「催眠療法」と呼ばれています。 

 

 

催眠状態に入って、心身ともにリラックスし、

潜在意識が顕在意識よりも優位な状態になった時、

自覚していない記憶や感情を思い出し、

本来の自分のあり方を取り戻すことで、問題解決を目指す療法と言えます。

 

海外では、教育や医療現場で使用され、

アメリカの州によっては保険適用されるところもあるほど、

科学的に実証されているものです。

 

 

 

 潜在意識との関係

 

 

人間の心には、実は二つの異なる作用を持つ意識の領域があります。

それは、潜在意識顕在意識です。

 

よく氷山の例えを用いて説明されますが、

潜在意識とは水面下の深層心理で表には出ていない部分であり、

顕在意識とは表に出ている普段認識できる意識のことを言います。

 

 

潜在意識とは、無意識で動いている部分のことで、

心臓や胃、呼吸等を調整しています。

 

また、顕在意識は3〜10%の割合に対し、潜在意識は90〜97%と言われています。

 

潜在意識は、ものすごい量のプログラミングを担っているということです。

 

 

顕在意識は、言葉で行う思考です。

 

顕在意識は、脳の構造上、

外側の部分、大脳新皮質(上皮質)と呼ばれる部分で行なっています。

 

この上皮質は動物にはなく、人間を人間たらしめるものです。

 

この上皮質の働きを緩めてやり、

無意識を解放することで、暗示が入るようになります。

 

 

ヒプノセラピーでは、

「深呼吸をすると、身体の力が抜けていく」といった暗示をいれ、

この上皮質の機能を弱め、

普段邪魔されていて、実力を発揮しきれていない潜在意識を引き出します。

 

そして、脳の働きを変えていきます。

 

 

 

  ヒプノセラピーで何ができるのか?

 

ヒプノセラピーでは、リラクゼーションを用いて、

私たちが普段外に出さずに内に秘めている潜在意識へアクセスし、

知らず知らずのうちに固定してしまっている

思考パターンを変え、克服していく手立てになります。

 

下記は、その効果の一例です。

 

 

 リラクゼーション効果

 

ヒプノセラピーは、深いリラクゼーション効果をもたらす催眠療法です。

 

セラピストの導きに従い、

催眠状態に入ることで、心と体の緊張が緩和されます。

 

この深いリラクゼーション状態は、

ストレスや不安の軽減に寄与し、

心地よい安心感をもたらすとされています。

 

 

ヒプノセラピーのセッション中、

クライアントは外部の刺激から解放され、

内なる感覚と対話する機会を得ます。

 

こうした状態は、

心身のバランスを整え、リラクゼーションの促進に役立ちます。

 

 

 痛みの軽減

 

ヒプノセラピーは、痛み管理にも効果があるとされる催眠療法です。

 

催眠状態に入ることで、

痛みに対する感覚や注意が変化し、

痛みの軽減やコントロールが可能とされています。

 

 

クライアントは深いリラクゼーション状態で、

痛みに焦点を当てることなく、

代わりに快適なイメージや感覚に導かれます。

 

これにより、痛みへの敏感度が低減し、

痛みの強度が軽減されることがあります。

 

 

実際の医療現場でも、

ヒプノセラピーは手術において

麻酔の代わりに使用されることがあります。

 

1990年代には、フランスの外科医ジャン=マルク・ベンゼルが

胸部手術を行う際に麻酔の代わりに

ヒプノセラピーを導入し手術を行いました。

 

ベンゼルはその後もヒプノセラピーを用いて手術を行い、有効性を示しました。

 

 

 クリエイティビティの向上

 

深いリラクゼーションと集中状態に導かれるクライアントは、

創造力を高めることができると言われています。

 

ヒプノセラピーのセッション中、

クライアントは非日常的な感覚やイメージにアクセスし、

新たなアイディアや視点を探求することができます。

 

 

また、ヒプノセラピーによる

リラクゼーションはストレスの軽減につながり、

ストレスがクリエイティビティの妨げとなることを防ぎます。

 

 

 パフォーマンスの向上

 

パフォーマンス向上においてもヒプノセラピーは有効です。

 

自信や集中力の強化、

緊張の緩和など、

パフォーマンスに直結する要素を育むために利用されます。

 

セラピストの導きのもとで潜在意識に働きかけ、

ポジティブな自己イメージや成功体験を強化することで、

自己表現やパフォーマンスの質が向上するとされています。

 

 

 

  セッションの流れ

 

目標設定

セッションは通常、クライアントの現状と望む変化について話すことから始まります。

カウンセラーはクライアントのニーズを理解し、セッションの目標を共に設定します。

 

 

リラクゼーション

クライアントがリラックスした状態に入るためのテクニックが使われます。

これにより、クライアントは日常のストレスから解放され、

よりリラックスした状態に入ることができます。

 

 

催眠状態への誘導

リラックスした状態から、クライアントを催眠状態と呼ばれる

深い意識状態へ導くための言葉やイメージが用いられます。

催眠状態では、クライアントの潜在意識によりアクセスしやすくなります。

 

 

内省と対話

トランス状態にあるクライアントとの対話が始まります。

カウンセラーは、クライアントの潜在意識に質問を投げかけ、

過去の出来事、感情、信念にアクセスします。

これにより、問題の根本原因や

クライアントのパターンが浮き彫りにされることがあります。

 

 

リソースの発見

カウンセラーはクライアントの内なるリソースや

ポジティブな側面に焦点を当てることがあります。

過去の成功体験や強みを思い出すことで、

クライアントの自己信頼心を高める助けとなります。

 

 

癒しと変容

カウンセリングセッション中に、

トラウマの解放やネガティブな信念の変容が起こることがあります。

 

クライアントが新たな視点を得たり、

過去の出来事に対する感情的な負担を軽減することで、癒しと成長が促進されます。

 

 

 

  まとめ

 

ヒプノセラピーのカウンセリングは、

自分の心の奥深くにアクセスし、

問題解決や成長を手助けしてくれる方法です。

 

リラックスした状態で自分自身と向き合うことで、

新しい気づきがあり、ポジティブな変化が生まれるかもしれません。

 

まずは、一日の中でリラックスできる時間をもち、

ぼーっとまどろむひとときも、大切にしたいですね。

 

 

 

 

 

Birthは個性や強みを活かし新しい自分を誕生させる大人のためのコーチングプログラムです。

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