前回のブログでは、自分で作り出す厄と相手から持ち込まれる厄の例も書きましたが、そうは言っても、厄を持ち込まれる相手の例で
「病気や犯罪の話題を持ち出される事が多い」とか
「相手の動きが遅いので苛立つことがある」
「暗いニュースを聞かされる」など、
職業柄、そういう人達を相手にしている立場の人もいるわけですよね。
今日、私も、いつもの医院や薬局など行きましたが、もしもそこでお医者さんや薬剤師さんに「厄を持ち込んでくる相手だ、ぎゃーっ」なんて嫌がられたら笑ってしまうなと思いました。
現実には、先生は患者さんに病気の事を聞いてくるし、
動作が遅い人も具合が悪いとか怪我をしているとか高齢で足腰弱ってそうなったりしているので、苛立つようなことじゃない。
暗いニュースも報道関係者だと、視聴者のように嫌なら見ないわけにいかないでしょう。あと葬儀社の人達も。
神道は、愚痴や後ろ向きな話や悪口を振りまいて、知らないうちに疫病神になってはいけないと教える…って、あの『図解 ここが知りたかった!神道』の本には書いてあるんですが、私は愚痴も言えないでストレス溜め込む人もいると考えています。
まあ、どこかの時点で前向きに気持ちを切り替えたほうが精神衛生上良いのは確かです。
そんな時、神道のもっとも簡単な厄落としの方法が紹介してありました。
洗う厄落とし
手や顔を洗う→心の厄落とし
食器を洗う→食事の時に生じた厄(味付けなどの不快)を落とす
衣服を洗う→外出時に服についた厄を落とす
流す厄落とし
川や海につかる→海水浴などは元々厄落とし(禊祓)の行事だった。すべての厄を一挙に流す。
人形を流す→重い災厄を人形につけて遠くに送る
捨てる厄落とし
古い手紙や書類を捨てる→悪い思い出から来る厄を落とす
古い服を捨てる→洗っても落としきれずに服に溜まった厄を落とす