今日は節分。
九星気学とか四柱推命、算命学などの東洋(中国)系占術だと、
春の節分の今日が1年の終わりで大晦日みたいなもので、
明日の立春から新たな年の始まりと考えられています。
ですから、私は今日は今年一年を振り返り、癸卯年の占いがどうだったか?
令和5年の暦をもう一度開いて、検証してみたいと思います。
ちなみに節分の日に今年の恵方を向いて恵方巻を食べるって話ですが、
ベテラン占い師さんによると、節分の日はまだ占い上は切替わって無いので、下手をすると最後の最後の日に凶方位を向いて食べている年があるかもしれないとのこと。
方位図を見直すと、
今日までの癸卯年(令和5年・2023年2月4日~2024年2月3日)
四緑木星が中央(中宮)の年は、歳徳神・恵方が南の東南寄りでした。
そして逆に悪い方位・凶方位では、
五黄殺という破壊や腐敗作用、病気の悪化などを誘導する方位が「北西」
首都・東京を中心とした日本全体、方位分解で見ると能登半島を含む北陸、信越あたりが入っていて、何だか偶然とは言え、国全体の災害を占う時は、やはり東京からの方位分解で見るのも参考に出来るかもしれないと思いました。
その五黄殺の向かい側、東南方位が暗剣殺とか悪殺気などと言って、
これまた暗闇から突然剣で刺されるというような今日までの大凶方位でした。
他動的な災害を受けるとされている方位。
東京中心の方位分解(東西南北30度のそれ以外の方位60度)だと房総半島あたりですが、何かあったっけ?
個人的には特にそちらに引っ越しもして無くて、家から東南方位も数時間お出かけしたくらいだったので悪い事もなかったです。
それから西に歳破。その年の十二支の向かい側で破壊の方位でした。
こちらも、破の方位で物を買うと破けたり壊れたりするだの、お財布が破ける、つまり損失がある、デート、縁談、商談などは破談になるって言っていた占い師がいたけど、私の手元にある神社の暦の解説では、
「歳破神」の方位では、木を切る事、造作、移転、嫁婿取り、葬式を出すなどに悪いとする。また別の暦では、転宅旅行共に不可と書いてありますね。
しかし時は流れゆくもの。
これまで寅卯天中殺(空亡)だった人やら、非常に災難があった人達は、これから運勢が切り替わりますので、徐々に良くなっていくかもしれません。
2月4日から甲辰年(令和6年・2024年)で、吉凶方位も変わり、
今度は中宮に三碧木星で、五黄殺は「西」暗剣殺は「東」になります。
恵方は東北東。万事に用いて大吉。恵方参りをこの方角にすれば、家業繁盛の基となる。
【追記】
九星の五黄殺方位ですが、他の大震災の年を見ると、そうでもなくて、
2011年の東日本大震災の時は、七赤金星が中宮で五黄殺は東北じゃなく東でした。
五黄殺=東、暗剣殺=西 ただ、同じ卯年ではありましたが。
また、2016年の熊本地震のあった年は二黒土星が中宮で、五黄殺は東北、暗剣殺が南西で、東京から見て熊本は南西方位です。丙申年。
今後も研究が必要と考えます。