花の木陰に寝るような気持ち、神への感謝の礼ごころ
神様、御先祖様に、
今日一日を無事に過ごさせて頂いた
有難さの御礼を申して、
明日の一日も誠の心を以って
清く正しく生き抜くことを
御誓い申し、御祈り申して、
安らかなる眠りの床につきましょう。
心の幸福は感謝の念から湧き出でて、
身の幸福は祈りによって益々光り輝きます。
(神社のおみくじの神の教より)
私なりの解釈
今日から4月ということで近くの氏神さまへお参りして、おみくじを引いてきました。
おみくじの教えは、いつもと同じようではありますが、ひとつ特徴的なのが
「花の木陰に寝るような気持ち」
「安らかなる眠りの床につきましょう」の部分です。
神様やご先祖様へ感謝や、お誓い、お祈りを申したら、リラックスして眠ること。
そうした状態から心の幸福=感謝の念、身の幸福=祈りによってもたらされるというところ。
また現実的に考えても、何か困難に直面し精神的に不安定で睡眠不足な状態では、
神様ご先祖様どころか他人への感謝もどこへやら、自分の事だけで精一杯。
神経ピリピリ、イライラ、表情も険しくなって笑顔も消えて、人間関係も一層ギスギス、余裕のない精神状態で誤った状況判断をして、さらに悪い方へ転がっていく…な~んてこともありがちですからね。
「人事尽くして天命を待つ」と言いますが、人間が出来る事、なすべきことはなして、結果を待つ時は、よく眠ったほうがいい。
おそらく人が眠っている間じゃないと、幽世(かくりよ)の神々は、
魂レベルの軌道修正やメッセージの伝達などの支援がしづらいからじゃないかと思います。