神社を学ぼう!【2】 | 心の鏡

心の鏡

このブログは主に神道について書いています。ブログタイトルの心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

社務所を出て境内を入る前に、神棚の里がお店を出していまして、スタイリッシュな神棚や祭具のセットなどが並んでいました。

そこで富士山型の青と白の盛り塩を買いまして、今朝、さっそく神棚にお供えしました。青の他にも桃色とか黄色と白のもありましたね。それは通販では見当たりませんでしたが。

 

 

 
 

 

 

境内では、参の鳥居を入ってすぐ右手の神楽殿で、ちょうど巫女さん2人が神楽舞を舞っていました。

神楽殿が使われているの、滅多に見る事なかったけど、今でも利用しているんですね。

それから参道の両脇にはキレイな和傘が並べられていました。

大宮盆栽村に近いので、盆栽作品も展示されていました。

 

楼門内拝殿脇の西参集殿では、神棚の展示と埼玉県の氏神検索と県内神社の御朱印展が開催されていました。

雄々しい感じのやら、花手水の絵柄のやら、アニメキャラ的な神様の絵のやら、色とりどりの御朱印がありました。

御朱印の中には、ウクライナ語で、ウクライナ国旗があしらわれているのもありました。

ニュース等でご存じの方もいらっしゃると思いますが、埼玉県内の神社の神職の男性とウクライナ人女性が国際結婚しているから。

御朱印展は3月31日まで開催中です。時間は午前9時半から午後4時まで。

 

もちろん摂末社や本殿もお参りしてきましたよ。

それで、期間限定御朱印を拝受いたしました。

稲荷神社にお参りして、この前、来た時も思ったけど、沢山ある鳥居が塗り直されてるらしく、赤色がハッキリしていました。

なので、せっかくだから鳥居の色が映えているうちに撮っておこうと思って、写真に撮ってきました。

 

あ、そうそう、昨年はここの神社のおみくじは色付きの紙のと白いのとあって、色付きのおみくじの方には、「此のみくじにあう人は〇〇神社を信心すべし」という、

たぶん境内にある摂末社の中で特に今信心すると良い神社を教えて下さる一文が無くて引き直したのですが、昨日はサーモンピンク色の用紙のおみくじを引きましたが、信心すべし神社が書かれていました。

そんな訳で、以前書いたその記事は直しておこうと思います。

 

このおみくじは、特に皆さんにも役立つ教え・御諭ではなく、私個人に向けて「渾沌、カオス、はじめ」の吉凶末分の運勢だから、笑い泣き

いつもの神の教・御諭のテーマでの考察はしません。

「人の事世話することなく静かにすべし」と書いてあったし。

 

以前発行された社報によれば、この神社のおみくじは日本神話の場面を順番に1~50番まで割り振っているそうですが、私が今回引いた番号は1番でした。

しかしまあ、偶然にも記紀で初めの神様が違う点や国常立神がとても気になりだしたタイミングで神話の1番始めの場面の渾沌兆(こんとんのうらかた)のおみくじを引くとは…!

 

それから昨日貰って来た冊子に

「かたじけなさに涙こぼるる」という題名のがありました。

それは、

「何ごとの おはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる」

と言う和歌で、

平安時代後期の僧侶、西行法師が伊勢の神宮にお参りした時に詠んだ歌といわれているそうです。

「ここに、どのような神様がいらっしゃるのか分かりませんが、ただ、ただ、ありがたさに涙がこぼれてきます」と心境を表わしています。