まず『初詣は氏神様から』…という東京都神社庁公式チャンネルの動画を見かけたので貼りますね。
田舎の方だと、言われなくても近くの氏神様じゃないと、他の有名神社まで出かけるのは大変って事もありますが、東京あたりだと交通も便利で人口も多くて、初詣となれば、さらに近隣県からも有名な神社やお寺にお参りしてみようかなんて押し寄せる人達も多いのでしょうね。
次に参拝の作法です。今は疫病流行により、手水の仕方がちょっと変わっていることもありますので、その点は、そこの神社の案内板などを見て清めて下さい。
それから改まって参拝したい時や、特別な祈願がある時に、ご祈祷・ご祈願を受ける場合など、拝殿内に入って正式参拝(もしくは昇殿参拝とも言う)する時の作法について。
お申し込みは、社務所か、大きな神社になると授与所、あるいは祈祷受付専用の窓口が社務所とは別にある場合もあります。
大きな神社だと、祈祷受付などで受付番号札を渡されて待合室で待ったり、白い格衣という上着を貸し出されたり、何人もの人たちと一緒に受けたりすることもあります。
寒川神社の動画ではご家庭に帰ったあとの祀り方や御神土(他の神社だと神砂などと呼ばれる事もある)のまき方も説明されています。
特に願い事があって祝詞(のりと)を奏上してもらう場合はご祈願・ご祈祷とも言います。
ご祈願ご祈祷の場合、お願いしたい内容をあらかじめ告げ、玉串料(たまぐしりょう)を納めてお祓いを受けてから神職の案内で昇殿します。
玉串料とは御神前にお供えする金品のことを言います。
御神前に奉納する時の表書きは他に「御榊料(おさかきりょう)」「初穂料(はつほりょう)」や「御神前」「御供(おそなえ)」などが一般的です。
玉串とは、榊の枝に紙垂(しで)などをつけたものです。
お参りの時に神前に捧げるものが玉串で、玉串料や御榊料はその代わりの金品ということで、
初穂料のほうは、その年に初めて収穫された米の代わりにお供えするものという意味になります。
下にのし袋をピックしましたが、私が書店の文具コーナーで見た初穂料や玉串料ののし袋は、水引が無いものでした。
そういうのし袋が近所で売ってない時には、白い封筒に玉串料と書いても良いそうです。
長くなったので、一旦ここで投稿したいと思います。