最近、宗教年鑑を見て改めて神道の信者数も東京都が約730万人と全国一多いと知り『東京十社めぐり』について書く事にしました。
東京十社めぐり
明治元年、明治天皇が准勅祭神社として幣帛を捧げられ、
東京の鎮護と万民の平安を祈願された東京の十社です。
昭和50年 昭和天皇御在位50年を奉祝して元准勅祭神社である東京十社を巡拝する企画が立案されました。
十社を巡る道のりは、十里七丁(約40km)
各神社で御朱印と、ミニ絵馬を授与しています。
十社めぐりの御朱印帳は表紙が木製ですね。
あとミニ絵馬を集めて貼り付けられる大絵馬もありました。
【追記】2023年12月現在で日枝神社にはミニ絵馬は無かったので、以前はあったけれどもう終了しているようです。
巡拝する順序や期限は特にありません。
ご利益は、各神社ごとに特に強い御神徳がありますが、願掛けが叶うかどうかは人それぞれかもしれませんって。
今では明治天皇が祀られる明治神宮が観光客も多くて大変多い参拝者数ですが、その明治天皇が生前に東京を代表すると認められた10の神社です。私は明治天皇が東京の鎮護と万民の平安を願ったのは本当だと思います。だって皇居内には皇室専用の立派な宮中三殿があって日々宮中祭祀をなさっているんですから。
芝大神宮
品川神社
赤坂氷川神社
日枝神社
白山神社
王子神社
根津神社
神田神社
亀戸天神社
富岡八幡宮
皇居の表鬼門=東北に神田神社、裏鬼門=南西に日枝神社・赤坂氷川神社が鎮座して守りを固めていますね。
私はこのうち4社ぐらいお参りした事がありますが、御朱印は集めてなくて、今のところ品川神社のミニ絵馬だけです。
※2023年12月現在、日枝神社ではミニ絵馬は無かったので、これはもう終了したようです。
余談ですが…
あの五芒星巡りとか北斗七星巡りとか、昭和時代に書籍やオカルト系かどわかす映画の興行収入を増やす為に、広告代理店などが仕掛けた陰陽五行説風創作伝説を発端とするものとは違います。今の若い人はその時代に生まれてないか幼かったから知らなくて騙されちゃって。
自称霊能者も大金を巻き上げようとする悪徳詐欺師や、少額でも自分の儲けの為だけだったり、目立ちたがりや、ただ思い込みが激しいだけとかパーソナリティ障害や脳の病気が疑われる人もいますから気を付けてほしいものです。