天神様で観梅 | 心の鏡

心の鏡

天の霊妙不可思議な法則、神道について書いているブログ。心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

今日はお天気も良かったので、昨日、珍しく白い鳩が舞い降りてきたのを見かけたこともあり、梅の花が咲いて見ごろの湯島天神へお参りして来ました。

今年は2月8日から3月8日まで梅まつりで、今日の境内では猿回しが行われていました。

平日でも境内には結構人が大勢いらして、皆さん社殿と梅の花の写真撮ってました。

私も階段の脇の梅の木や社殿の後ろ側も撮影したのですが、よその人が映り込んだりして、

誰も映り込まない写真はあとで見ると『構図があんまり良くないなぁ』『逆光でよく分からないなぁ』などと思ったので、それらはここで公開するのは控えておきます。

一応、差し支え無さそうな2枚をアップロードしますね。

本殿の横からと前からの写真です。

本殿前のほうは、実は参拝客が行列を作っていたので写してませんが、

本当は狛犬と両脇の梅の木と塀があります。

 

湯島天神の千木は外削ぎ

 

 

「うつくしや 紅の色なる 梅の花 阿呼が顔にも つけたくぞある」

菅原道真公が5歳の頃に読んだ歌ですって。

幼いころから優秀な方だったんですよね。

道真公は紅梅の方が好みだったんだー。

 

それから大宰府に赴(おもむ)く際に無念さと都への深い想いが募り詠まれたとされる有名な

「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

 

私がこれらの歌から感じたのは、都への深い想いというよりか

『梅の花、ペットみたいだな』という点です。

もう人間同士の醜い権力闘争やら巻き込まれて嫌な思いをしたから、

物言わぬ梅の花だけが反抗もせず罵詈雑言を吐く事もなく可愛げのある存在であり癒しだったような。

 

それから初めて御朱印をいただいてきました。

切り絵ので、書置きというのでしょうか?すぐに手渡してもらえました。

 

帰りに上野駅まで歩いて、不忍池の弁天堂も眺めて行きましたが、帰宅後、夕方のニュースで上野公園では桜が咲いていたと聞きました。