うっすら薄日射す空

ひんやり肌寒い
今日は図書館ボランティアの日
片道25分ほどの道のりは、
歩くのにはちょうど良い季節ですね


「今日は来なかったな・・・・あの子」
“あの子”ってね、
前回、図書館に来た中学3年の男子生徒
見るからにやんちゃそうなお仲間を
ぞろぞろ連れて賑やかにご来館って感じだった

本には目もくれず、
一番奥の席を陣取り、
大声を出すわ、
テーブルに座るわで…
目に余る態度で。。。

その時、図書室に先生はいらっしゃらず、
大人は私一人

注意すべきがどうか

よそのお子さんでも、
小学生くらいだったらたしなめたりはすると思うけど、
相手はもう中3の男子
反抗されたら、逆切れされたら・・・
そう思うと躊躇

ちょっと様子を見ることに

ちょうど貸出カウンターが混んできて、
目を離し・・・・
再びふと見ると、
ペットボトルのお茶を飲み、
手には白い丸いモノが

図書室は飲食禁止なのに~

しょうがないな~

ゆっくり近づき、
「何食べてるの?」って聞いた
本人は、ウザ~って顔


すると周りの子達が
「コイツ、まだ昼飯食ってないだ」って答えてくれた
「そっかぁ でも図書室で食べても良いんだっけ?」
「ダメ~」って声が揃った
意外と素直 
「そうだよね~ じゃあ教室で食べようか・・・・」
そう言いかけた時、
その子は、いきなり手に持っていたものを放り投げた

隅に転がって行った白い丸いモノを私は拾った。
それは、ラップに包まれた
大きな“おむすび”だった

彼のお昼のお弁当は、
買ってきたペットボトルと丸めてラップに包んだご飯

「せっかく作ってもらったおむすびを粗末にしちゃ駄目だよぉ」と手渡しながら、
もしかしたら、自分で作ったのかな?って思った。

つぶれたおむすびを
何気なく手の中で握り直す彼の様子を見て、
その想いが強まった。
ジャニーズに入れそうな可愛い顔立ちなのに、
目が淋しそうで

図書室を出ていく彼らを見て、
追い出したような気持ちになっちゃった

その子にまた会えたらな

なんだかそう思った

。。。それにしても、
最近、子ども達が落ち着きないような
合唱祭が近いからか。。。
今日も悪戯を注意したんだけど、
よその子を注意するって、
本当に勇気要ります。。。
