今日は、娘と私が

娘の過敏さを克服してきたことについて書いてみようと思います。

 

その前に、娘がどうして過敏さを持つようになったのか簡単に経緯を書いてみますね。

 

娘は重度のアトピー性皮膚炎と食物アレルギーを持って生まれました。

後に色んなことを学ぶ中で、アトピー性皮膚炎を持つ子ども自体が

非常に過敏な魂を持って生まれているということを知るのですが

当時の私にはそのことについて全く無知でした。

 

生後2か月からどんどんひどくなったアトピーは全身へと広がって

額の髪の毛も薄くなって、見ているのもかわいそうなくらいでした。

皮膚と同じように、腸内も同様に炎症があったようで

母乳を飲んでいたころの便はいつも液体でした。

あの頃の私は、ステロイドを嫌厭して、娘がどんなに痒そうにしていても

辛そうにしていても、ステロイドでない対処療法を散々試して疲弊していました。

今から思えば、ほんの一時期の使用ですむから、ステロイドを使用することを恐れないでと

昔の自分にそう声をかけてあげたいくらいです。

そうすれば、乳児だった娘の内面の安心感をどれだけ満たしてあげることができただろうと思うのです。

この時期に子どもに安心を与えてあげること

それが最重要課題なのだということを、当時の私は知りませんでした。

そして、8か月の頃には皮膚からと腸からの栄養の漏洩により、体重も減少し、命まで危ぶまれ

救急車で県立こども病院に搬送されることが起きました。

言葉で訴えることもできなかった小さな娘は、あの時どんな苦しみの中にいたのだろうと思います。

それは娘の内的な成長をとても大きく傷つけるものであったと振り返ることができます。

 

一時期のステロイド治療と

アレルギー対応のミルクや、

病院の適切な指導と代替医療の両輪の治療が功を奏して

1歳のころにはアトピーはすっかりとよくなり

ステロイドの使用もやめることができました。

1年をかけて、私たち親子は「ふつう」の生活を送ることができるようになったのでした。

 

そんな時、娘が1歳3か月になったころ、町の保育サークルへと出かけました。

子どもはすぐに他の子どもと遊んだりするものだと思っていた私でしたが

娘は大勢の子どもたちがいる部屋に一歩も入ることができませんでした。

入っても、お母さんから離れることができません。

娘の中の「安心感」が他の子どもよりも随分と少ないのだということを初めて認識した瞬間でした。

その時、私の中に拭い去れない「不安感」の様なもののがこみあげてきました。

その様子をみて、「障がい」をも疑った瞬間でした。

けれど今振り返ってみれば、娘の体質と魂の傾向、それに加えて乳幼児期の体験が、娘の心に落とした影があって

それはある種の克服すべき「障がい」や「過敏さ」といった形で現れていたのだと理解できます。

けれど、当時の私にはどうやって娘の安心感を取り戻してあげればいいのか

わかりませんでした。

 

それから娘の「過敏さ」との長い付き合いが始まりました。

 

今、娘は8歳になりました。

そして、幼児期からずっとあった過敏さをほぼ克服しつつあります。

ずっとあった喘息も克服しつつあります。

もちろん、体質による影響は残りますが

後天的に私たち大人が子どもに与えてあげられることは沢山あるんです。

 

このブログを読んでいらっしゃるお母さんで

もし子どもの過敏さについて悩んでいらっしゃる方がいらしたら

こんな風に申し上げたいと思います。

 

その子が小さければ小さいほど(特に9歳くらいまでは)

その過敏さを克服するためのチャンスがたくさんあります。

そして、その助けを受けて子どもは必ず変化していきます。

私たちは子どもに「過敏さ」の向こう側にある「安心」を与えてあげることができるんです。

それはとても感動的なことです。

 

今、このブログを読んでいるお母さんの子どもが

体を触れられる事を極端に嫌がるお子さんだったり

洋服の素材のこだわりが強かったり

癇癪を起して泣き止まなかったり

大きな音や特定の音が怖かったり

誰かが怒られているのを聞くと自分が怒られているような気持ちになったり

そんな繊細で敏感なお子さんだったとしたら

そしてお母さんがそのことに不安をもっているとしたら

そんなお母さんの話を聞かせてください。

そして一緒にどうやってお子さんと過ごしていけばいいか

たどっていきましょう。

 

シュタイナー教育の観点からできることがありますし

シュタイナーが提唱したアンソロポゾフィー医療の観点からできることもあります。

医療の場合は私は直接アドバイスをすることはしません。

アンソロポゾフィー医療を行っている医院をご紹介させていただきます。

けれど私自身の実体験をお話することは沢山できますので

そのことを参考にしていただくことができると思います。

そしてそれらは必ずお子さんに作用していくことでしょう。

 

来年からそんなお母さんに向けて

カウンセリングやご紹介を始めさせていただきます。

子育てで悩んでいるお母さんや

私と同じようにアレルギーの子どもを持つお母さんのお話を聞かせてください。

もしピンと来た方は、現在モニター募集の準備をすすめていますので

今後お知らせするモニター募集のご案内を見て頂ければと思います。

 

モニター募集期間  2020/2/4~20202/28予定

 

どうか優しい小さな子どもたちが

当たり前にある「安心」の中で生きていくことができますように。

そしてお母さんもそんな「安心」の中で子育てができますように。

私のささやかな経験が

どなたかの助けになることを願って。