空木岳 その2 | birds-rtcj30のブログ

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 避難小屋で、荷物の整理などした。今日は、雨がふっていようが、降っていなかろうが、ここへ泊る予定で来ていた。空木岳を超えたところにある、木曽殿山荘まで行くのは、遠いし、骨が折れそうなので、やめた。空木岳山頂近くの駒峰ヒュッテは、まだ、営業しておらず。やむを得ず、管理人不在で、電気も何もないこの避難小屋に泊まらざるを得ない状況だった。

 

 

 

 14時半ごろ、雨がやんでいるような気配なので、外へ出てみると、雨は、あがっていた。

 

 駒石が見える。その先、空木岳であろうが、ガスでまったく見えていない。

 

 明日は、雨の予報なので、登れるなら、今日のほうが良い、今だと思って、出発の準備をした。

 

 まあ、2時間もあれば、山頂まで往復してこれるかと。

 

 14時半過ぎ、出発。

 

 登山道には、高山植物が咲き誇り、天気は悪いけど、気分は、上々。

 

 イブキトラノオ

 

 

 ハクサンイチゲとコイワカガミ

 

 

 

 アオノツガザクラ

 

 

 

   

   

 キバナノコマノツメ

 

 

 ミツバオウレン

 

   

 

 

 雨こそ降ってはいなかったけれど、山頂部には、ガスがかかっており、頂上が見えないので、いったいどこまで登ればいいのかもつかめず、長く感じた。遠かった。。。

 

 

 

 

 ハクサンイチゲ ブレてピントも合ってないけど、、、

 

 もうずいぶん、登ってきたので、あと少しかな~、というところで、雨がふってきた。しかも、雷も鳴り始め、最悪。。。

 

 ここまで、来て戻るわけには、、、もう、登るしかない、

 

 16時ごろ、ようやく、駒峰ヒュッテの分岐。ここまでくれば、少しだ。

 

 16時過ぎ、登頂。雨も比較的激しかったので、空木岳の標識だけ撮って、すぐに下山。

 

 

 今から帰っても、17時か17時半ぐらいだろう。天気が良ければ、まだ、暗くはならない時間だけど、この天候では、暗くなるかもしれない。暗くなる前に、避難小屋へ戻らなければ。

 

 しかし、慌てて、急いでの事故は、禁物。

 

 少し、下ると雨は小ぶりになり、やがて、一時やんだりしたが、雷だけは、以前として鳴っていた。音からしたら、すぐ近くというわけでもなさそうだけど、怖いね、、、

 

 

 ミヤマキンポウゲ

 

 カヤクグリ鳴いてたり、ビンズイ撮れそうなんだけど、時間がない。いずれにしても、写真には暗すぎる。

 

 

 

 17時半前、無事、避難小屋まで、戻ってきた。暗くなる前に戻って来れてよかった。

 

 避難小屋、他に誰か、利用者が来てるかな?と思っていたけれど、誰もおらず。

 

 

 

 え~、こんな山の中、一晩、私一人で⁈いくら私でも、、、心細いというか、、、

 

 おまけに、小屋に戻ってきた途端、雨が再び、激しくなり、、、

 

 お化け、出るんじゃね?遭難した登山者の幽霊とか、、、

 

 避難小屋泊まりを予定していたので、シュラフ(寝袋)持参、寒さ対策として、衣類も多め。雨に濡れた場合の着替えなど、かなりの重量になってしまっていた、それでも、寒かった。。。でも、もうこれ以上は、担いで登れない!

 

 ほぼ一晩中、激しい風雨、雷の音。うるさいというか、、、

 

 あまりに、激しい雨が降り続くので、小屋が流されるとか、上流から大きな岩が転がってきて、小屋がつぶれるとか、ありそうな気がした。なので、避難小屋から、避難する準備、必要かと、荷物をまとめたりした。。。考えてみれば、真っ暗な夜中に、雨がふっている中、どこへ避難するの?小屋がつぶれたって、小屋にいるしかないじゃん、、、我ながら、おかしかった。

 

 

 7月13日(木)

 

 一晩、本当に、長く、感じた。時折、眠りに落ちることはあっても、雨の音などで、何度も目を覚ました。

 

 ようやく、3時、4時、じきに外も明るくなる。

 

 激しい雨は、おさまる気配もなく、、、

 

 待っていても、雨は、やみそうにないので、6時過ぎ、小屋の宿泊利用協力金として、1000円、箱の中へ入れて、下山開始。

 

 小屋の前の登山道は、川のように、水が流れていた。どうせ、濡れるので、じゃぶじゃぶ水の中を歩いた。

 

 6時半ごろ、空木平分岐。8時、迷い尾根。ここから、難所の大地獄、小地獄。でも、迷い尾根までも、それなりの大変。

 

 雨は、少しは弱まってきていたので、助かった。

 

 なにより、慎重に。無事、大地獄、小地獄を通過したところで、ホッとした。

 

 この先、マセナギまでも長く、遠かった。。。

 

 雨がふっていたり、疲れていたので、帰りは、写真撮る気もなかったけれど、

 

 

 

 9時半、ようやく、マセナギ。

 

 10時ごろ、池山小屋まで戻ってきた。ここまで、来れば、もう大丈夫。この時間だったら、今日のバスで、帰ることもできたかも?

 

 小屋でのんびりしていて、11時、再び、出発。

 

 ツツドリ、オオルリが鳴いていた。

 

 先日買ったトレッキングポール、せっかく持ってきたので、ここから、使ってみることに。

 

 石や木の根っこがゴロゴロで、歩きにくい道でも、3点歩行のような形になるので、無造作に足を運んでも、バランスを崩したりすることもなく、仮にバランスを崩しても、ポールで支えればいいので、疲れてきているときは、これは、楽だという感じ。

 

 タカウチ場にある野生動物観察棟へ行ってみる。予想通り、何もいないよ。タカウチ場とは、どういう意味かと思ったら、漢字で書いたら鷹打ち場、ここで鷹、撃っていたの?

 

 

 

 12時、林道終点。昨日と同じように、アサギマダラが、数頭、飛び回っていた。

 

 登山口まで、長かった。今夜は、駒ヶ根駅前のビジネスホテルに泊まることにしていたので、時間は、あるし、いつかは、着くだろう、のんびり、歩いていた。というか、疲れていて、ハイペースで歩くことができなかった。。。

 

 14時、やっと、登山口に着いた。

 

 菅の台のバス停に着いたのは、14時半前頃だった。

 

 雨量規制で、千畳敷のロープーウェイは、この日、運休と張り紙ががしてあった。あれだけの雨がふっていたらね、、、凄い雨だったもの、、、

 

 14:55、駒ヶ根駅前行バスに乗車。

 

 15時過ぎ、駒ヶ根駅前到着。

 

 スーパーで買い物後、16時前、ホテルにチェックイン。

 

 ズボンがびしょびしょなので、コインランドリーで洗濯、乾燥をした。

 

 この日は、ここでゆっくりして、明日の朝9時のバスで、東京に帰る。

 

 

 7月14日(金)

 

 7時、バイキング朝食付きだったので、レストランで、食事。

 

 8時半過ぎ、チェックアウト。

 

 9:00、駒ヶ根バスターミナルより、新宿行きのバスに乗車。

 

 途中、双葉サービスアリアで休憩して、12:12,中央道日野で、バスを降りて、帰路につく。

 

 13時過ぎ、帰宅。

 

 

 認めた鳥

 

キジバト

ジュウイチ

ツツドリ

コゲラ

アカゲラ

サンショウクイ

カケス

ハシボソガラス

ハシブトガラス

キクイタダキ

コガラ

ヒガラ

シジュウカラ

ツバメ

ヒヨドリ

ウグイス

ヤブサメ

メボソムシクイ

メジロ

ゴジュウカラ

ミソサザイ

クロツグミ

アカハラ

コマドリ

コルリ

ルリビタキ

キビタキ

オオルリ

カヤクグリ

スズメ

ハクセキレイ

ビンズイ

カワラヒワ

ウソ

イカル

ホオジロ

アオジ