映画「ベルベット・クイーンーユキヒョウを探して」 | birds-rtcj30のブログ

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 新宿ケーズシネマへ、ベルベット・クイーンーユキヒョウを探してー」を見に行った。

 

 写真は、チラシパンフレットより

  

 

 先日、ここへ「アンデスふたりぼっち」を見に来て、そこに張られたポスター見ていたら、これも見たくなった。

 

 9月1日(木)

 

 13:10、上映開始。このようなドキュメンタリー映画、あまり、観客もいないのでは、と思っていたけれど、それなりに、入っていた。思えば、毎月1日は、映画の日で、1000円均一。

 

 標高5000m、雄大で美しいチベット高原。一見、何も生き物などいそうもないような景色の中、幻の動物といわれるユキヒョウを探す野生動物カメラマンとその友人の作家。

 

 映像の中のチベットアンテロープ、バーラル、ナキウサギ等、かわいらしく、美しい姿に感動を覚える。

 

  

 

 特に、フクロウやイワヒバリ、ヒメコウテンシみたいな鳥、ハゲワシや、チョウゲンボウなどの猛禽も、鳥好きには、気になる映像。

 

 チョウゲンボウは、字幕では、ハヤブサになっていたけれど、どう見ても、チョウゲンボウ。もっとも、英名は、ハヤブサもチョウゲンボウも、Falcom、学名も、Falcoで同じだから、邦訳者が、ハヤブサと訳してしまったんでしょうね。

 

 何時間も何週間も、待ち続け、歩きまわり、ユキヒョウを探す2人。そしてついに、設置していた無人カメラに、ユキヒョウの姿が!この近くに、絶対いると確信して、探し続ける。。。

 

 

 

 あきらめかけた頃、 ユキヒョウがヤクを仕留めた後、放置しているのを発見。時間も経っていないことから、再び、ここへ戻ってくるかもしれないと思った彼らは、近くで、キャンプを張り、出現を待つ。

 

 そして、ついに、現れた!悠然と残した獲物に近づき、むさぼるユキヒョウ。ひとしきり食べて、カメラのほうを向いて、座る姿、彼らにあいさつでもしているかのようで、胸が熱くなった。。。

 

 この光景をカメラに収めることができたカメラマンの「(自然、神からの)贈り物」「やっと受け取れた」という謙虚な言葉に、心を打たれた。

 

 一緒に、映像の中で、ユキヒョウや動物、鳥を探しているような感覚。楽しかった。ユキヒョウに出会えた感動には、強く共感した。