普段あまり見る機会のない国や地域の私好みの映画を上映していた岩波ホールが7月29日で閉館。
岩波ホール最後の情景 7月15日撮影
今までに上映された作品ポスター この前で、閉館惜しんで、記念撮影している人多かった。
そんなところ、新宿のケーズシネマで、「アンデス、ふたりぼっち」こんな映画をやっていたので、見に行った。
ケーズシネマなんて、知らなかった。。。
ロビーで、入場を待っている間、次期上映作品のポスターの中に、気になるものが。
「ベルベット・クイーンーユキヒョウを探してー」チベット高原で、ユキヒョウを探すドキュメンタリーらしい。
これも見に来るかな。ユキヒョウの他にも、クチクロナキウサギなど、かわいらしい動物も写っている。
12:20,上映開始。定員80名ほどのシアターだけど、観客は、半分ほどかな。思ったより、入っているかも。
予告編でも、「ベルベット・クイーン」おお~、鳥も!そりゃ、鳥もいるだろうけど。
本編「アンデス、ふたりぼっち」
ペルー標高5000メートルの厳しい高地に二人だけの老夫婦のつましく、淡々とした暮らし。
日々の暮らしと、大都会に出て行ってしまった息子が帰ってくることを、山、大地の神パチャママ、に祈る。
しかし、息子は、帰って来ない。
マッチがなくなって、遠い村まで買い物に行ったら、途中で倒れてしまったり、飼っていた羊すべて、キツネに食われてしまったり、マッチがないため、かまどの火を絶やさずにいたら、火事になり、全焼。。。災難続き、息子さえ帰って来ていたら、でも、息子は帰って来ない。。。
ついに食べるものも尽き、最後に残っていたリャマ(これがまた、パンダみたいなかわいい顔)を殺して、、、ああ、、、
そして、ラストも悲しい。。。
14時終映。
終映後、新橋の浜離宮恩賜庭園へ。
15時ごろ、入園。
今にも、雨が降りそうだったので、アオノリュウゼツランだけ見て帰ろうと思っていた。
アオノリュウゼツランは、南米の高地で、数10年に1度ぐらいしか咲かない花。
ここでは、2012年にも咲いたそうだから、数10年に一度というのは、大袈裟かも。
下の方から咲き、もうじき最上部の花が咲くところかな。
せっかくだから、庭園を散策。
コスモス畑
東京タワーが見える
1778年と1791年に築造されたという鴨場が2つあって、小覗きや鷹部屋などが再現されていて、興味深かった。ここで鷹や網を使って、徳川家将軍らが鴨猟をしていたらしい。
小覗き ここから、鴨の様子をうかがう
小覗きの穴
この木づちでたたいておとりのアヒルに餌を与える合図をする
鴨猟の様子の解説版
鷹部屋
鷹部屋の中、鷹、オオタカだねの模型
威風堂々とした300年の松。
約300年前、6代将軍徳川家宣が庭園を大改修した際、植えられたという。
天気が良くなかったので、虫は、ほとんど見られず。
ねこはいたけど、、、
16時過ぎ、退園。