北岳 その1 | birds-rtcj30のブログ

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 仙丈ケ岳に、昨年登り、今年は、甲斐駒、と思っていたけれど、春先から、少し気が変わり、どうせなら、北岳へ登ろうと、思い始めた。

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 日本では、富士山に次ぐ高峰、かなりしんどい登山になるであろうとは思っていた。

 1か月ぐらい前から、天気のことが気にかかり、(天気のことなんか気にしたところで、天気を変えられるわけないのに)、ハードな登山をしなくてはならないと思うと気も重くもあり…。


 7月28日(木)

 ついにその日が来た。楽しみでもあり…。

 天気は、曇りの予報が出ていた。

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 朝4時前ごろ、家を出て、4:33の電車で、甲府へ向かう。途中、高尾で電車を乗り換えて、甲府到着は、6:41。
 
 駅前より、広河原行きのバスに乗るため、バス停へ急ぐ。

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 すでに20名前後に人が並んでいた。

 バスは7:00、出発。

 14~5名のグループは、途中の夜叉神峠登山口で降りた。

 広河原までのバスに残ったのは、5~6名ほどだった。

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 このバスは、南アルプススーパー林道を、走る。この道、対向車が来ると、すれ違いもできないほど、狭い道なので、途中、くだって来るバスがあるということで、待っている間、なんと、道路にヤマドリが出てきた。尾の長~い、立派なオスのヤマドリ。

 少しこっちに向かってきて、道路わきの藪に入ってしまったけれど、う~ん、こんなところで、しかも、バスの中から、ヤマドリが見れるとは、ラッキーだな。

 その少し前にも、何気なく、窓の外を見ていたら、きれいなオスのオオルリが見れたし。幸せの青い鳥だと思っていたら、次は、ヤマドリだったので、いいことあるかも?

 バスの中から見えるはずの山は、ガスがかかっていて見えなかった。

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 8:53、広河原に着く。

 同じバスの乗客のうち、2名はこの先の北沢峠へのバスに乗るようなので、この時北岳に向かうのは、4名か。


 9時過ぎ、登り始める。

 つり橋を渡り、白根御池小屋分岐のところで、大樺沢二俣を目指すか、白根御池小屋のコースをとるか、迷ったけれど、二俣を目指すとこにした。

 鳥の声は、高山にいる、いつものメンバー。ルリビタキ、メボソムシクイ、コマドリ、。

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 その代わり、花は、たくさん、咲いていて、楽しかった。ミヤマハナシノブ、センジュガンピ、ヤマハハコ、イブキトラノオ、タカネグンナイフウロ、ソバナなど。

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 谷には、雪渓が残っていた。このまま、ますぐ進めば雪渓を上がり、八本歯のコルと呼ばれる、いかにも危なそうなコースとなるが、それはやめて、右俣コースへ進もうと思った。

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 正面に、北岳の、バットレスという岩壁が見えるはずが、雲に覆われた全く見えなかったのは残念だった。

 花を見ながら、夢中で、登っているうち、いつしか、自然と、右俣コースを登っていた。二俣で、休むつもりでいたんだけどね。

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 黒っぽくて、小さめのチョウで、オレンジの目玉のような模様のあるチョウが飛び回っていた。写真に撮ろうにも、すぐに飛ばれて、なかなか撮れなかった。帰宅後、調べると、ベニヒカゲだった。

 肩の小屋の、表示があったから、間違いないとは思っていたけれど、これが、左俣コースだったら、大変なことになるとこだった。

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 でも、ほかに、あまり登ってくる人も降りてくる人もいなかったし、少しビビったけど。

 それにしても、右俣コース、急な登り、これがひたすら、2時間半ほどか。

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 小太郎尾根も、もう少しというところ、ガスがほんの少し晴れて、北岳がちらりと見えた。

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 花はいっぱいあって、よかったけど、あぁ~、まだかぁ~、ようやく13:45頃、白根御池コースとの合流点に着く。

 登山道わきを、ビンズイが、歩き回っていた。

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 14時ごろ、小太郎尾根の分岐に着く。晴れていれば、ここから、仙丈ケ岳や、甲斐駒などが見えるらしいが、当然、何も見えない。

 でも、まあ、ここまで来れば、後は、今日の宿の北岳肩の小屋まで、あと、少し。

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 目の前には、北岳があるはずが、見えないし。

 でも、このあたり、ハイマツ帯なので、イワヒバリがちょろちょろしていたし、もしや、また、ライチョウが見れるかも?と期待して歩いた。探したね。でも、いない。

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 仙丈ケ岳では、期待もしていなかったのに見れて、最高だったけれど。

 15時ごろ、肩の小屋に到着。

 長い登りだったね。特に、小太郎尾根までのジグザグの急登。
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 ここから、北岳山頂までは、50分ほどだが、今日はここまで。こんな天気で、登っても仕方ないし。

 明日の天気を期待して。


 今日のブログもここまで。

 続きはまた。
 
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