仙丈ケ岳に、昨年登り、今年は、甲斐駒、と思っていたけれど、春先から、少し気が変わり、どうせなら、北岳へ登ろうと、思い始めた。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/ff/95/j/o1024076814438210817.jpg?caw=800)
日本では、富士山に次ぐ高峰、かなりしんどい登山になるであろうとは思っていた。
1か月ぐらい前から、天気のことが気にかかり、(天気のことなんか気にしたところで、天気を変えられるわけないのに)、ハードな登山をしなくてはならないと思うと気も重くもあり…。
7月28日(木)
ついにその日が来た。楽しみでもあり…。
天気は、曇りの予報が出ていた。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/96/79/j/o1024076814438210876.jpg?caw=800)
朝4時前ごろ、家を出て、4:33の電車で、甲府へ向かう。途中、高尾で電車を乗り換えて、甲府到着は、6:41。
駅前より、広河原行きのバスに乗るため、バス停へ急ぐ。
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/47/5b/j/o2920250214438210966.jpg?caw=800)
すでに20名前後に人が並んでいた。
バスは7:00、出発。
14~5名のグループは、途中の夜叉神峠登山口で降りた。
広河原までのバスに残ったのは、5~6名ほどだった。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/74/c9/j/o1024076814438211059.jpg?caw=800)
このバスは、南アルプススーパー林道を、走る。この道、対向車が来ると、すれ違いもできないほど、狭い道なので、途中、くだって来るバスがあるということで、待っている間、なんと、道路にヤマドリが出てきた。尾の長~い、立派なオスのヤマドリ。
少しこっちに向かってきて、道路わきの藪に入ってしまったけれど、う~ん、こんなところで、しかも、バスの中から、ヤマドリが見れるとは、ラッキーだな。
その少し前にも、何気なく、窓の外を見ていたら、きれいなオスのオオルリが見れたし。幸せの青い鳥だと思っていたら、次は、ヤマドリだったので、いいことあるかも?
バスの中から見えるはずの山は、ガスがかかっていて見えなかった。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/a1/48/j/o1024076814438211148.jpg?caw=800)
8:53、広河原に着く。
同じバスの乗客のうち、2名はこの先の北沢峠へのバスに乗るようなので、この時北岳に向かうのは、4名か。
9時過ぎ、登り始める。
つり橋を渡り、白根御池小屋分岐のところで、大樺沢二俣を目指すか、白根御池小屋のコースをとるか、迷ったけれど、二俣を目指すとこにした。
鳥の声は、高山にいる、いつものメンバー。ルリビタキ、メボソムシクイ、コマドリ、。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/b2/ad/j/o1024076814438211237.jpg?caw=800)
その代わり、花は、たくさん、咲いていて、楽しかった。ミヤマハナシノブ、センジュガンピ、ヤマハハコ、イブキトラノオ、タカネグンナイフウロ、ソバナなど。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/42/ee/j/o1024076814438211328.jpg?caw=800)
谷には、雪渓が残っていた。このまま、ますぐ進めば雪渓を上がり、八本歯のコルと呼ばれる、いかにも危なそうなコースとなるが、それはやめて、右俣コースへ進もうと思った。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/24/11/j/o0768102414438211398.jpg?caw=800)
正面に、北岳の、バットレスという岩壁が見えるはずが、雲に覆われた全く見えなかったのは残念だった。
花を見ながら、夢中で、登っているうち、いつしか、自然と、右俣コースを登っていた。二俣で、休むつもりでいたんだけどね。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/d7/02/j/o1024076814438211470.jpg?caw=800)
黒っぽくて、小さめのチョウで、オレンジの目玉のような模様のあるチョウが飛び回っていた。写真に撮ろうにも、すぐに飛ばれて、なかなか撮れなかった。帰宅後、調べると、ベニヒカゲだった。
肩の小屋の、表示があったから、間違いないとは思っていたけれど、これが、左俣コースだったら、大変なことになるとこだった。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/04/9b/j/o1024076814438211545.jpg?caw=800)
でも、ほかに、あまり登ってくる人も降りてくる人もいなかったし、少しビビったけど。
それにしても、右俣コース、急な登り、これがひたすら、2時間半ほどか。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/85/5e/j/o1024076814438211634.jpg?caw=800)
小太郎尾根も、もう少しというところ、ガスがほんの少し晴れて、北岳がちらりと見えた。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/e4/2a/j/o1024076814438211718.jpg?caw=800)
花はいっぱいあって、よかったけど、あぁ~、まだかぁ~、ようやく13:45頃、白根御池コースとの合流点に着く。
登山道わきを、ビンズイが、歩き回っていた。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/b6/a6/j/o1024076814438211790.jpg?caw=800)
14時ごろ、小太郎尾根の分岐に着く。晴れていれば、ここから、仙丈ケ岳や、甲斐駒などが見えるらしいが、当然、何も見えない。
でも、まあ、ここまで来れば、後は、今日の宿の北岳肩の小屋まで、あと、少し。
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/17/82/j/o1024076814438211878.jpg?caw=800)
目の前には、北岳があるはずが、見えないし。
でも、このあたり、ハイマツ帯なので、イワヒバリがちょろちょろしていたし、もしや、また、ライチョウが見れるかも?と期待して歩いた。探したね。でも、いない。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/f7/46/j/o1024076814438211927.jpg?caw=800)
仙丈ケ岳では、期待もしていなかったのに見れて、最高だったけれど。
15時ごろ、肩の小屋に到着。
長い登りだったね。特に、小太郎尾根までのジグザグの急登。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/62/b8/j/o1024076814438212015.jpg?caw=800)
ここから、北岳山頂までは、50分ほどだが、今日はここまで。こんな天気で、登っても仕方ないし。
明日の天気を期待して。
今日のブログもここまで。
続きはまた。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/f6/3e/j/o1024076814438212086.jpg?caw=800)
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/e3/0a/j/o1024076814438212167.jpg?caw=800)