シギチドリの渡りのシーズン。
いつも、シーズンも終わり近くなって、見に行くので、今回は、早めに行ってみようと、三番瀬へ。
3月31日（木）
水曜日の晩は仕事があって、たいがい寝るのは、早くても夜中の1時過ぎごろ。
なので、早起きはつらいけれど、混雑する通勤電車に乗るのはもっと、イヤだから、朝は、早く起きて、6時過ぎの電車に乗る。
船橋駅には、7時半前に着き、京成船橋駅前より7：30のバスで、ふなばし海浜公園へ。
20分ほどで、終点で下車。
浜辺に出てみて、びっくり。
水浸し。しまった、潮の時間を調べてこなかった！
ありゃ～、これじゃシギは、いないね。
ほぼ満潮なんで、シギたち、いるとこなくて、浜辺に立っている柵のロープの上に、ずら～っと並んでいた。
まるで、電線にとまるムクドリのように。
ハマシギ。
その場にいたカメラマンと、堤防のほうに、ウミアイサとかいるそうだから、そっちを見ているしかない、と話していた。
西側の堤防の近くに少しだけ、干潟が出ているところに、メダイチドリがいた。
堤防の外は、スズガモ、たくさん。
堤防の先、これより先危険、立ち入り禁止となっている左手に伸びる堤防上に、ハマシギの群れがやってきた。
見ていると、どういうわけか、四角く、きれいに整列して、まとまっている。もちろんみんな同じ向き。
やがて、あらぁ～、みんなお座りしちゃったよ。抱卵するときみたいに。お疲れなんですかね。
中に、おなかの黒くなり始めたハマシギも。
ダイゼン、ユリカモメは、少し離れて。
ユリカモメのうち、1羽、頭が黒くなってきていた。
先の彼と、ハクガン、コクガンの話、まつぶしのアリスイ、ミコアイサ、ヤマシギの話。うん、行った、行った。
所沢のかたのようで、狭山湖や、近くの沼の話など、していた。狭山湖は、うちからも近いんで、今期は行ってないけど、カンムリカイツブリが、たくさんいるところだね。
ここから近くの新浦安のビロードキンクロの話も聞けた。実はこの後、ちょっと、のぞいてみようかなと思っていたので、よかった。
話しているうち、ウミアイサ発見。
でも、今思うと、カワアイサじゃない？って気もするけど。でも、カワアイサが、外海に浮かんでるのっ記憶にないしなあ。
同じようなところへ行っていたので、また、どこかでお会いしたら、と言って、私は、新浦安へ行ってみることにした。
10：05にバスに乗って、二俣新道で下車。ここから、京葉線の二俣新町駅へはすぐ。
二俣新町10：29に乗車。
二駅先の新浦安で電車を降りる。
駅に着く少し前、堤防上で、カメラマンが数人、写真を撮っているのが見えたので、そちらへ行ってみた。
「今日は、なに撮りに来た？」
ん?この人、この間葛西臨海公園でも、私にそう言った人と同じじゃない？「トラフズクなんていねぇよ」って言った人。
「写真撮りに来たわけじゃないけど、ビロードキンクロは？」って聞くと、「このずっと先だよ、30分ぐらい歩くよ」
ここにいた鳥たち、カンムリカイツブリ夏羽と、ウミアイサのメスだった。
これ、撮ってたのね。
スズガモやオオバンを見ながら、ひたすら歩く。
でも、一番先まで行っても、ビロードキンクロ、いません。
スコープで、少し遠くまで、探しても、見当たりません。
あきらめて、戻る。
少し戻ったところで、先の、自転車に、重装備のカメラを積んだ先のおじさん。
「ビロードキンクロ、いませんね。」
「う～ん、暖かくなったから、、、、」「いつもは、この辺にいた」
あ～、やっぱ、いないんだ。な～んだ。
もう少し先まで戻って、今度は、別の人、「ここ2、3日、見てないね。」
堤防の下、白っぽいシギが、6～7羽。すばしこく走り去る。ミユビシギ。ミユビシギがこんなところ、走るなんて、ちょっと考えられないけど、ハマシギじゃないね。
先の線路下近く、ハジロカイツブリ、7～8羽の群れ。アカエリではないね。相も変わらず、カンムリカイツブリ夏羽とウミアイサのメスもいた。
13：45の電車で、東京駅へ。
自宅には、15時半過ぎ、戻る。
ビロードキンクロは、以前、点、の洋間ものしか見たことなかったんで、見たかったけど、まあ、またいつか、あえるでしょう。
ここには、数年来飛来しているらしいので。
認めた鳥
カイツブリ
ハジロカイツブリ
カンムリカイツブリ
カワウ
コサギ
ヒドリガモ
キンクロハジロ
スズガモ
ウミアイサ
コチドリ
メダイチドリ
ダイゼン
ミユビシギ
セグロカモメ
ユリカモメ
キジバト
コゲラ
ヒバリ
ハクセキレイ
ヒヨドリ
イソヒヨドリ
ツグミ
ウグイス
メジロ
アオジ
カワラヒワ
スズメ
ムクドリ
オナガ
ハシブトガラス
ハシボソガラス