映画「火の山のマリア」 | birds-rtcj30のブログ

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 グアテマラの映画なんて、めったに見られるものではないと思い、岩波ホールへ出向いた。

 3月1日(火)

 火曜日は、朝3時間、夕方4時間ほどの仕事があるから、普段は、出歩かない。

 けれど1日は、映画の日で、サービス料金で見られるので、11時半前、電車に乗った。

 12時半ごろ、神保町駅に着いた。

 次回上映は、13:30なので、それまで、近くで、食事をした。

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 この手の映画、観客は、さほど多くはないと思っていたけれど、サービスデーのためか、40~50人は、入っているように思えた。

 グアテマラの先住民の生活が題材となっている。

 主人公一家は、スペイン語ができないために、受けられるはずの生活支援の制度もうけられないという場面は、いたたまれなかった。

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 ホールに置かれていた、グアテマラの先住民を支援している、日本のNGOのパンフレットによれば2004年ごろの、グアテマラの識字率は70%を割っているとのこと。(2014年には85%に改善されているようだけれど)
 
 学校に通い続けることも難しく、社会から、はじき出されているような、先住民の状況を思うと、悲しかった。


 にもかかわらず、彼らは、懸命に、真摯に、生きていて、その姿には、心を打たれる。

 
 どんなに困難で、ひどい状況でも、母は、必死に、娘を守ろうとする。その強さ、すごいと思いました。



 15時過ぎ、終映。

 16時過ぎには、職場近くに戻って来て、家に帰るのも行ったり来たり面倒なので、コーヒーショップで、時間をつぶした。

 いくら、サービスデーで、安く映画見ても、外食したり、コーヒー飲んだりしたので、結局、安くはならなかったね。

 
 先のNGOのパンフレットに、先住民の作ったケツァールのカードが目に付いた。

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 ケツァールは、グアテマラの国鳥だけれども、もう恐らく、グアテマラでは、ほとんど見ることもできないほどになっていると思う。

 このカード、欲しくなり、思わず、注文してしまった。

 ほんの少しだけ、先住民と支援団体を、応援できるかな。

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