鹿児島から帰って、不覚にも風邪をひいてしまい、26日の日曜日は、早退。
店長が、木曜日まで休んでいいというので、そうすることにした。
もとより、風邪で仕事を休んだ、などという記憶がないので、心外だったけど、この際、休ませてもらおうと思った。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/6e/ba/j/o2288171214438177893.jpg?caw=800)
私のことだから、風邪といっても、じっとしていられないので、4月29日は、上野の東京都美術館に「大英博物館展 100のモノが語る世界の歴史」を見に行った。
さすがに、月曜日は、静かにしていたし、火曜日は、いつものように、ホスピスに入っている母を訪ね、夜は、仕事。
29日は、祭日なので、混んでいそうだから、行くか行かぬか、少し思案した。
まあ、どうせ、いつ行っても混んでいるだろうと、出かけた。
混んでいそうだからというわけでもないけれど、8:45頃には、美術館の前に着いた。早く起きてしまったんでね。
まさか並んでいるとは思わなかったけれど、すでに10名ほど待っていた。
そしてあれよ、あれよという間に、列は長~くのびた。
それでも、整理する係員もおらず、開館15分ほど前の9:15頃、ようやく、係員が出てきた。10分ほど早く開館するという。この時、すでに、数100人は、並んでいたと思う。
幸い、先頭のほうだったので、混雑することなく、見れた。
大英博物館は、何度か見に行っているけれど、まったく、記憶に残っていない。そんなもんだよ。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/f5/c9/j/o1026147614438177962.jpg?caw=800)
ウルのスタンダードは、見たこともないようなもので、興味深かった。色も美しかったし、メソポタミアの人々の暮らしぶりが見て取れるようで、おもしろかった。
同じくイラクのもので、アッシリアの戦士のレリーフも、よかった。このあたりのものはなかなか見る機会がないので、新鮮に映る。
ラムセス2世像。ラムセス2世像は、数あれど、こんな少年のようなかわいらしい像を見た記憶は私にはなかった。それも、色美しい花崗岩でできていた。
マヤ文明の祭壇、イフェの頭像、もよかった。
世界中のこれらの展示を見ていると、世界旅行をしているような気分で、楽しかった。
日本にいて、こんな展示を見られるなんて、幸せだね。
京都に住んでいた時、大阪の国立民族博物館へよく通った。そこも、世界旅行をしているような気分になれるんで、好きだった。ただ、しまいに、疲れてきちゃうけどね。
10:45頃か、ひととおり、見終えて、もう一度、気になった展示を見てこようと、入口へ戻ると、そでに、そこは、大変な人だった。展示物を近くで見ようと思ったら、至難の業。
11時過ぎごろか、退館すると、続々と、人々がやって来ていた。
入場制限こそしていないものの、いや~、大変な人気だね。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/5f/f0/j/o1024148114438178025.jpg?caw=800)