第4回の記事では、ギターのストラップをギター以外のものとつなげる邪道な部品を紹介します。
エフェクターケースの肩掛け用の部品
エフェクターケースを運搬するときに、ストラップが付けば楽かもと思ったことはありませんか?STRAPLOKの受け側の部品をエフェクターケースに取り付ければ、ギターストラップを使って肩掛けができるようになります。
左の写真:エフェクターケースに2つねじ穴をあけて、Φ4mmのビスとナットで固定します。素材の白色のままだと穴の汚れが目立ちますね。恥ずかしぃ…
塗装した方がよさそうです。
右の写真:着脱部をできるだけ埋めこむようにしています。平面部分にΦ15mmの穴をあけてこの部品を差し込み、周囲の4か所で木ねじで固定します。スタインバーガーのストラップをつけるアタッチメントが板形状だったかと思います。そういうところにも使えるかと思います。
ストラップを輪にするための部品
この部品は、ストラップをギターから外したときのキャップとして作ったものです。先端部分の汚れが他のものにつかないように運搬時に使えるかなと思って何となく作りました。
しかし、これを使うとストラップを輪にすることもできます。「輪にして何に使うの?」と思われるかもしれませんが、地面に座るときに使えます。体育座りのような形で輪の中に入り、足と背中をストラップで支えるようにします。
実際に試してみると想像以上に楽ですので、ひもなどで輪を作り、その中に座って試してみてください。確かアフリカの原住民が紐の中に座っているのを見た北欧の人が商品化したというニュースを見た記憶がありますが、ググっても出てこないですね。ビジネスとしては失敗したのかもしれませんし、単に記憶違いかもしれません。
ところで、わざわざストラップを使うことはないですよね。肩掛けのバッグを使えることもあります。野外フェスなどで長時間地面に座るときなどはギターストラップを使うと、「もしかしてあの人出演者かも?」と思われるかもしれませんが…w
歳をとると体力が落ちて、何かと楽をしたくなりますが、地面に座るときでさえもさらなる楽をしようなんて考えてしまうわけです。いやですねぇ。
長時間地面に座る際には紐の中に入って座ると疲れないことは覚えおいて損はないです。
次回は、吸盤のアタッチメントの試行錯誤を紹介したいと思います。お楽しみに!