引き続き平日キュンパスの恩恵を受け、越後は新潟へ行ってまいりました。

2週続けては行きすぎ不安

 

今回はシークレット旅と称し、どこへ行くか母には内緒だったのですが、前夜ふとした会話で「じゃあ新潟から送るよ」と口走ってしまい、ショックのあまり夜はうなされました。

一ヶ月も黙ってたのに!

 

なぜ新潟かって、『越後湯沢へ行けばさすがに雪景色じゃない!?』と思いついたから。

 

それから色々調べ始めると、いい所も美味しそうなものもわんさか出てくる!

前回の青森に対し(笑)、越後プライドの強さをひしひしと感じます。

時間が足りず諦めたプランが数々。

 

朝は小雨でバスがまさかの大渋滞。

やはり旅はかなりの余裕をもっての出発でよいですね。

 

 

新幹線とき号
E7系はなんでこのカラーリングなんだろう?
昔の上履きか運動着みたい。

 
 
中は真田丸カラー。
普通車でもはやぶさ等のE5系よりも足元広々で快適♪
 
 

越後湯沢まで1時間20分という近さ。

道中は溜まっていた本を読もうと持参するも、妖怪パチパチターン(車内でパソコンをパチパチ叩き仕上げにEnterをターン!と強打するビジネス系妖怪)が複数生息。

いまだに絶滅しない稀代の生物。

だからイヤホンは必須。

帰りは越後湯沢から乗り込んできたチャイニーズファミリーがお祭り騒ぎでこれまたイヤホン。

祖母から孫の彼らが楽しめるものが越後湯沢にあるのか謎、、、

 

 

寝る間もなく到着。

レトロな越後湯沢駅

 
 
地図ではすぐ後ろがスキー場なのだけど、その気配がないのはなぜ。
越後湯沢をもってしても雪が少ない!
一体どこへ行ったら吹雪かれて雪に埋もれさせてくれるのか。
意を決して薄着で来て正解。マフラーすら不要。暖かすぎるー。
 
 
早めのお昼は新潟名物のへぎそばを。
ふのり(海藻)が練り込まれて喉越しがツルヌルします。
 
 
新潟ひげにんにくの天ぷらをお供に。
 
 
佐渡の藻塩をつけて召し上がれとのこと、藻塩ってこんなにしょっぱかったのね。
 
 
蕎麦アップ
盛り付けが美しい✨
小さい束になっていると箸ですくいやすい。
 
 
つゆをお飲みと書いてあるのでまずはそのまま飲みましたら、辛くなく鰹の香りがしっかり香る優しいつゆでした。
蕎麦の香りは弱いかな。
喉越しとパツパツとした歯ごたえを重視する方に好まれそう。
 
 
お餅たくさん♪
 
 
改札からそのまま繋がっているcocolo湯沢。
お土産がたくさんです。
 
 
外へ出て老舗の和菓子屋さんへ。
今にも崩れそうな建物が軒を連ねます。
億萬屋さんでは川端康成の雪国に出てくる駒子から名付けた駒子餅を。
 
 
お次は笹だんご屋さんへ。
 
 
雑多なお店はおばあちゃん一人でした。
 
 
越後といえば笹だんご。
ほっこりかわいい。
 
 
日本酒の呑み比べができるぽんしゅ館。
このパネルは全部新潟のお酒なんですね。
ぽんしゅとは、日本酒をにっぽんしゅと読むところからの呼び方なんですって。
呑めない代わりにこのポの文字が入ったお猪口がほしかったのだけど残念ながら品切れ。
味噌や醤油もたっくさん並んで、品ぞろえは新潟随一かもしれません。
 
 
越後湯沢に別れを告げ、新潟駅へ。
 
 
雪をかぶった田んぼ。
 
 
ちょっと走れば雪はない。
田んぼの面積半端ないです。
信州も米どころですが、さすが越後は比じゃないですね。
素敵な景色を見られました。
 
 
新潟駅に到着し、何を血迷ったのかタクシーで移動するはずの目的地まで歩くという奇行に走り。
萬代橋。
 
 
信濃川(といっても海が目の前)はでっかいどう!
海が近いから濁っていますが。
 
 
ちなみに長野県部分は千曲川、新潟県部分は信濃川と名称が変わりますが、全て繋がった川で総称は信濃川としてご存じの通り日本一の長さを誇ります。
しかし千曲川部分の方が60kmほど長いの、密かな信州人の自慢かもしれません。
源流はチョロヨロっとしたものなのに、いくつもの水流が合わさってこんなにも大きな川になっていくなんてロマンがありますね。
信州の住まいのすぐ近くには千曲川が勢いよく流れていて、水がきれいなので川魚が取れました。
 
 
ちょっと歩きすぎて着いたのは笹だんごの田中屋本店の工房!
笹だんごの製造を見学できるのです♪
 
許可いただいて撮りました。
さすがプロの技!速いです!
後述しますが、中身の違いにより結び方を変えているのですよ。
 
 
こちらは変わり種として、茶豆(新潟は枝豆が絶品らしく、でもほとんど地元で消費されるため市場に出回らないそうです)、きんぴらごぼう、あらめ(海藻と根菜を甘辛く煮たもの)があります。
工房限定の5種アソートを購入しました。
 
 
米どころの底力を感じます。
 
 
暖冬により笹が生育不良で、中国産も使用しているとのことでした。
色んなところに影響が出ていますね。
 
 
朱鷺メッセ。ライブでお越しになった方もいらっしゃるかな。
 
 
船の上で遊ぶかーちゃん。こんにちは~
 
 
信濃川沿いはずっと広い道が作られていて、ベンチもたくさんで気持ちの良いところでした。
 
 
Uターンして伊勢丹の地下を覗くも収穫なし。
不貞腐れて富寿司へ。
昔、上越の店舗へはよく行きました。
海老の細い足がお寿司にくっついていて、うっかり食べて喉に刺さり大変な思いをしたことがありました。
耳鼻科で抜いてもらい、それ以降魚の骨などには警戒して生きています。
おやつ時間なので軽めに、あら汁、のどぐろ、穴子、えんがわ、えび、サーモンを。
 
 
のどぐろ、とろけた!
でもこれで2000円はコスパうーんかな。
先週からコスパ悪い続きで泣けます。ボンビーの奮発なのに!
 
 
ここでまた時間配分がうまくいかず、駅に戻って、やっぱり思い直して雨のなかおにぎり屋さんへ。
もーなにやってんだか。
 
 
許可をいただいて撮りました。
ほとんど握らないのですね。
持ち帰って食べました。
食べログでは絶賛のおにぎり。
確かにごはんも海苔も美味しいけど、いかんせん塩気が足りず。
皆さん、おうちのおにぎりってどうですか?
我が家は市販のおにぎりってどれも塩が薄いなあと思うことがほとんどなのですが。。。
その割にお惣菜などはしょっぱいものが多いような。
 
 
工事現場で会えるトキちゃん♪
母に写真を送ったら、なんもかわいくないけど誰って返ってきた。
眉毛あってかわいいじゃんかー。

 
 
お寿司のリベンジにニューデイズで残り1個だったえんがわの押し寿司をゲット☆
出張帰りの人には人気のようですよ。
 
 
お寿司屋さんのえんがわより厚くて酢飯の味が濃くて美味しかったです!
奥の黒いのはおにぎり。
変な組み合わせの夕飯になってしまった。
 
 
米は2キロまでならスーツケースで転がしてこれることがわかりました。
でもね、本当に希少なお米は農家さんから直に買わなきゃいけないことはわかっていますの。
行きたいところあったのだけど、電車が少なすぎて戻ってこれずやむなく断念。
果たしてどんなお味か楽しみです。
 
 
”しめ張り”というもち米が一番味が濃くてもっちりだそうです。
 
 
お酒のスイーツやおせんべい。
 
 
越後湯沢の老舗「とのや」さんの笹だんご。
はみだしたお餅が笹にくっついてたりして大丈夫か心配になるも、全て食べ比べしたところこちらのおだんごが一番おいしかった!
おばあちゃんが包んでくれた笹だんご。
一番よもぎの香りが強くて生地が量産っぽくないむっちり食感。
餡子もお豆の風味が一番しっかりして美味しい餡子でした。
さすが老舗。
 
 
笹だんごの違いなんて感じたことなかったけど、こうして食べ比べてみるとお店ごとに特徴があることがわかりました。
貴重な体験ができたのは本場へ足を運んだからこそ!
(そしていやしく買い込んだからこそ)
 
 
田中屋本店さんのアソート。
こちら笹を5枚も使っていて、香りがガツン!ときました。
 
 
こちら、中身によって結び方が違うんです。
かっこいい~
 
 
駒子餅
 
 
求肥とあんこときなこ。
 
 
笹だんご食べ比べパーティーの光景。
笹だんごはごみが沢山出ます。
 
残りは全て冷凍しました。

なにかと血迷ったせいで歩きすぎた~
今日はひどい筋肉痛に襲われ倒れそうです。
 
やはり自分は確固たる綿密な計画が必要なタイプだと身に染みました。
どうするか、、とその場で悩むと、無駄な行動をするし気持ちも疲れてしまいます。
函館の時は半年かけて練ったものでうまくいきました。笑
それでも当日急遽削った予定があって(北洋博物館行きたかった><)、思い通りにはいかないものです。
それを楽しめるタイプの人もいるし、計画通りにクリアしていくことが楽しい人もいて、旅は結構人間性が出るものだと実感します。
あと一人が好きか二人がいいか大人数がいいか、でも好みが分かれますよね。
 
アニマルたちがいると遠出はなかなかできませんが、行ける範囲でまた楽しみたいと思います。
皆さまも春を満喫してくださいませ。
お読みくださりありがとうございます。