さて、JR東日本が期間限定で『平日キュンパス』なるお得な切符を発売しまして、母と日帰り小旅に行って参りました。
まだ治療中ですが、サイクルの後半には調子が戻ってくるので仕事や外出もできています。
平日キュンパスは、1万円ポッキリ、1日のみ新幹線含むJR乗り放題、2回まで指定席OKという企画。
今回の行先は青森。
目的はホタテと雪景色。
定価だと2人で往復7万円程なので、かなりお得です。
事前にネットで購入し、券売機で発券しておきます。
さて東北・北海道新幹線のはやぶさ号、実はなんちゃってグリーン車が存在するのをご存知ですか?
それはあのながーい鼻っつらを有する先頭車両の1号車。
これだけしか座席がない、穴場車両なのです。
特に進行方向の1番前の席は他よりも前方が広く、台も縦長で大きいのです♪
オススメの席です!
吹雪かれたい(そんな言葉はないのか変換出てこなかった)のに春を呼んでしまう女。
暖冬といえばそれまでですが、帰ってくると寒くなって雪も降るのなんで。
今回も暖かい一日でした。
でも雪景色は見えるよね。
去年は岩手を過ぎたら雪あったよね。
あれ、着いちゃったね。
雪、あった?
あら〜あらあら。
本日ひとつめのギャフン。
函館までお達者で〜〜
気を取り直して新青森から青森へ移動。
駅構内に飾られた、怒ってそうな鳥のねぶた。
青森ブランド米の看板
青天の霹靂、つがるロマン、まっしぐら
お米の銘柄って素敵なネーミングが多いですよね。
アスパムという建物へ移動して、郷土料理をいただくことに。
心地よいオーシャンビューの席。
期待もりもりで縄文定食とほたてづくし定食にしたのですが、
縄文定食
ホタテの貝味噌焼き、お刺身、ほたてフライ、じゃっぱ汁(鱈の味噌汁)、がっくら漬け(大根の麹漬け)
ほたてづくし定食
ほたてバター焼き、刺身、ほたてフライ、ほたて塩辛、ほたて唐揚げ
ピロッとしたほたて天
ちょこんなバター焼き
決して味は悪くないんだけれど、、、
ほたてが小さいの、、、
ひと口サイズを無理やり少しずつ頬張る。
少食の母でさえ満腹にならなかったのです。
これで2500円はコスパ悪し
観光客向けなのかなあ。
切るか、焼くか、揚げただけでさほど工夫があるわけでもなく、もうちょっと頑張ってほしいです。
うーん、残念!
本日ふたつめのギャフン。
食事中、海上保安庁の船を見かけました。
お勤めありがとうございます。
その後お茶しようかと近くのA-ファクトリーという商業施設へ行くも、以前は美味しそうに並んでいたショーケースのアップルパイが市販品みたいなパッケージ入りになっておる、、、 。
しかももっと色々あるはずが、スコーンとアップルパイとカヌレだけ。
あまり惹かれるビジュアルじゃないし値段も高くなっているし。
本日みっつめのギャフン。
鳥好きさんのために可愛いケーキを撮りましたよん。
仕方なくローカル百貨店の地下にあるキャピタルコーヒーで休憩。
カフェインに弱いお腹であることを忘れて、アールグレイとコーヒーゼリーを。
次の日までおなかゴロゴロ。
しかし思いがけず紅茶もコーヒーも美味しい♪
茶葉の後味が非常にしっかりした、香り高い紅茶でした。
そういえば店員さん、すごい高さまで腕を上げて茶葉にお湯を注いでいたし、コーヒーも注文後に挽いてじっくり淹れてくださっていたっけ。
口直しができて嬉しかったです。
その後、鮮魚店や色んなお店を回るも、驚くほどお土産にできるものがない、、
ちょっと、青森、しっかり!
以前青森出身の美容師さんが、『青森県民は地元のこだわりとかプライドとか全然ないよ!』と笑って話していたのを思い出しました。
昨年はとにかく時間が無く、ねぶた展示を見て味噌納豆牛乳ラーメンをすすってすぐ青森を後にしたので気付かなかったのですが、今回歩き回ってみてその意味が少しわかったような気がしました。
なんというか、押しつけがましくなく、プライドを鼻にかけることもなく、良くも悪くも気張らない、ポテンシャルはあるのに妥協できちゃう、そんな感じがお土産品や街並みから見て取れました。
新鮮な魚とか、りんごとか、景色がいいところもいくつもあるでしょうから、盛り立てて名物にできるものは色々あるのに、その素材を引き出しきれていなくて寂しい散策でした。
もうちょっとやる気出してもいいと思うよ青森!
弘前の方が栄えておるんかなあ?
でも移住したらきっと優しく受け入れてくれそうな気がします。
さて帰ろうかね。
土偶ねぶたさん、お久しぶりです。
キュンパスを使った冬の旅は続きます。
(遊んでばかりにみえますが、前後は夜を徹して発送作業しておりますのでお許しを)