皆さま、こんにちは。
占星術家、ライフキャリアコーチの
Rayこと、荒木麗子です。
昨日のブログにも書きましたが
ワタナベ薫さんのオンラインサロン
カオラボ7月号「嫌われてもいい！が
本当の自分になれるコツ」という
テーマの中で「共同体感覚」という
言葉について学びました。
アドラー心理学の中に
出てくるものだそうです。
共同体感覚とは、家族、地域、職場
コミュニティなどにおいて
「自分はその一員である」という感覚を
持っていることを表すのだそうです。
I belong to〜という
所属の欲求のことを表します。
私達は皆、どこかに属していたいという
欲求があります。何故なら、
それにより安心感や安全を得ること
仲間を得ること、家族や仲間から
受け入れられることという
欲求を持っているためです。
マズローの五段階欲求に出てくる
社会的欲求、所属と愛情の欲求にも
現れています。
私はこのようなことを学ぶ時
いつも実感するのですが
占星術、特に心理占星術の考え方に
驚くほど繋がっているのです。
私達が成長と密接に関わる
天体の年齢域。
エレメントとサインの関係。
ホロスコープの構造そのもの。
例えば、所属の欲求(不安)は
月が表すエネルギーです。
月は、私達の欲求そのものを表す天体ですし
安心できる居場所を作るエネルギーを
持ちます。
また、月は、私達の0歳〜7歳までの
年齢を司り、この時期に親に守られ
ミルクや食事を与えて貰い
全てのお世話をして貰いながら育ちます。
これにより、「自分は守られている。
この世界は安心、安全である」ということを
体得していくのです。
この頃から
何処かに属しているという
所属と安全の欲求を
満たしていくかもしれません。
月が脅かされると
常に安心出来ない状態が続いたり
何処にも属していない不安感を
持ち続けたり
それにより、自分の欲求や正直な気持ちを
受け入れられずに、世界を信頼出来ずに
殻に閉じこもることもあるでしょうか。
人生で初めて出会う他者は
家族、または生まれたばかりの自分を
取り上げてくれた人
お世話をしてくれた人
兄弟姉妹、友人、同級生などです。
誰かと仲良くするのは
金星のエネルギーです。
それには、自分の好きなものを知ることが
とても、とても大切になります。
何故なら、他者との良好な関係は
お互いの好きなものや世界を
分かち合うことから始まります。
喜びの交換です。
考えをぶつけ合う前に
好きなもので関係を作った方が早いです。
その好きなものも
自分が属しているものです。
それで貢献出来たら幸せだと思いませんか？
先に他者貢献に走る前に
自分の好きなもの、興味や関心を知り
価値観を理解することが
とても大切になります。
自分を理解していること。
自分を受け入れていること。
自分に属していること。
I belong to〜の太い根を一つ持ち
更にそこから分かれるように
沢山の根を持つことで
これから先は生きやすくなる気がします。
明日は蟹座で新月です。
蟹座はまさに月の本来の所属先です。
自分の素直な気持ちを受け入れる
絶好のスタートの日ですね。
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