皆さま、こんにちは。
昨日、たまたまTVをつけたら
ジュリアナ東京についての
番組がやっていて
面白そうだったので
そのまま見入っておりました。
ジュリアナ東京といえば
バブル時代の象徴の一つである
伝説的なディスコです。
「ウォーターフロント」
という言葉も
ジュリアナ東京が存在した
エリアから生まれた
バブル時代の名残なのかも
しれないですね。
バブル時代といえば
1985年から1991年の間に起きた
好景気の時代です。
実際には1992年の2月まで
この好景気は続いたと言われます。
資産の価格が高騰し
お金の循環が止まらないという
石鹸にちょっと水を垂らしただけで
ぶくぶくと泡が増え続けていくような
尋常ではないことが
次々と起きている時代でした。
面白いことに
このバブル時代は
当時の海王星が
山羊座に移動してから
起こり始めました。
海の神ポセイドンの
象徴である海王星。
海に自然に湧く泡達。
境界線や実態のないものを表す
海王星はまさに
「消えてなくなるもの」である
「泡」のような世界も表します。
夢
ビジョン
幻想
非現実
空想の世界。
山羊座という社会構造に
夢を持ち込む。
現実離れした夢。
その夢は、一瞬にして人々と溶け合い
共有し、拡散する力も持ちながらも
いつかは消えて
なくなっていくものもあります。
バブル時代の絶頂期は
1988年から1989年だと言われます。
ちょうど1988年の2月の半ばには
当時の土星と天王星も山羊座へ移動し
山羊座で土星、天王星、海王星が
集結していました。
（その後、土星と天王星は逆行し
射手座へ戻りますが、
1988年の12月に再び
山羊座へ移動します。）
1988年といえば
日本では昭和の時代の終わりです。
世界的に見ても、
共産主義から民主主義へ
移行し始める流れが生まれていました。
バブル時代が
最も絶頂を迎えたのは
1989年の12月の29日で
日経平均株価が
過去史上最高値を記録したとのこと。
（Wikipediaより）
確かに、1989年という年は
7/31に当時の木星が蟹座へ移動し
木星のエネルギーが高揚する
位置にあり
土星は山羊座に
冥王星は蠍座に位置し
社会に働きかける星々の力が
とても増していました。
蟹座ー山羊座の向かいあうラインに
木星と土星、海王星が位置し
大きな拡がりや
根底からの変容のエネルギーも
生まれていました。
この時代を世界へと
目を向けていきます。
1989年の11/9には
長い間、東西ドイツを分断していた
ブランデンブルク門の
ベルリンの壁が崩壊します。
ベルリンの壁の崩壊。
民衆が一つになって
古き社会の壁を壊した瞬間です。
この時のチャートを見ると
魚座の月
蠍座に集まる
太陽、水星、火星、冥王星。
民衆一人ひとりの思いが繋がり
境界を溶かし
根底から生まれ変わる
意志をはっきりと表明しました。
蠍座の守護星である
火星と冥王星が
ホームグラウンドへ
帰って来ていました。
冥王星の蠍座回帰は
247年振りです。
これまで精神的にも物理的にも
自由になれなかった世界での思いは
もうこれからは味わいたくない。
絶対に根底からなくし、
一緒に生まれ変わるのだ！
蟹座に移動して間もない木星が
キロンと並び
魚座の月
蠍座に集まる星々と共に協調し
山羊座のホームにいる土星、
土星と並ぶ海王星に
民衆が一致団結して
より良き未来への可能性を
真っ直ぐに送り込んでいました。
なんて美しい星配置なのでしょう。
見惚れるうちに涙が出てきます。
そして更に
ベルリンの壁崩壊から
わずか8日後の11/17には
旧チェコスロバキア社会主義共和国で
民主化革命である
「ビロード革命」が起こりました。
この時のチャートも美しいです。
民衆を表す月は蟹座にあり
木星とキロンの間を取り持っています。
この時も、この月と木星とキロンは
蠍座の冥王星と
密接な協調関係にあり
山羊座でピッタリと並ぶ
土星・海王星に向かって
長らく続いた、古くなった
社会構造を溶かし
新たな夢や理想、ビジョンを
見据えています。
この時と同じ時期に
日本ではバブルの好景気の絶頂を
迎えていました。
蟹座の木星
蠍座の冥王星
山羊座の土星と海王星
木星ー冥王星
冥王星ー土星の協調関係は
最大限の豊かさや
理想の実現に向かう
エネルギーを表します。
何としても絶対に実現させようとする
計り知れない底力と可能性です。
この時、10/30頃から
翌年の2/25まで木星が
逆行していました。
この間に起きた出来事は
後に見直すべく事項が
発生していたか
過去を振り返るような
出来事が起こったりと
見直しを経た後に
民衆の心を強くしていった
かもしれません。
話を日本に戻します。
バブル時代をリアルタイムで
満喫した世代は、
1965年から1970年生まれだと
されています。
(前後の差はあると思います)
ジュリアナ東京の番組を見ていて
特に興味深かったのは
あのお立ち台で踊り明かしていた
女性達の心情を
取り上げていたのですが
なぜ、体のラインがくっきりと出て
露出度が高い服を着て
踊りに来るのか？という
質問に対して
当時踊りに来ていた女性達の
仕事は殆どがOLだった。
OL以外だと保育士や看護師など
昼間は真面目に仕事をしていた人々が
多かったのだそうです。
バブル時代のOLの仕事といえば
男性社員のサポートがメインであったり
新入社員研修に
お茶の出し方を学ぶなど
お茶汲みやコピー取りなどの
仕事がメインだったとのことでした。
そのような仕事が
現在よりも、当時は大切にされていた
現れともいえます。
ですが、ジュリアナ東京に
来ていた女性達は
昼間の仕事の鬱憤を晴らすために
踊りに来ていたという声が
多く聞かれたとの事でした。
「私を感じられるから」
昼間の仕事では自分を抑え
会社がうまく回るように電話をとり
誰かが作った資料のコピーをし
商談がうまく進むようにと
お茶を汲み、出すことで
時間が過ぎていく日々を
過ごしていた。
その対価として得たお給料を
自分らしく
生まれ変わるために使い
化粧を施し、普段は着ない衣装を着て
同じ思いを共有する女性達と並び
男性達の眼差しを釘付けにする。
皆が共有していた
満たされない思いを
一緒に解き放ち
自分を感じるために。
1965年から1970年生まれといえば
魚座のキロンと
牡羊座のキロンの世代です。
同じ傷の解放
自分を感じること。
彼女達があのお立ち台に
ピッタリとはまったのも頷けます。
ちなみに私も牡羊座キロン世代ですが
もし東京に住んでいたら
足繁く通ったのでしょうか（笑）
ジュリアナ東京は
バブルの象徴と書きましたが
実際は、バブルの崩壊直後に
誕生しています。
バブル時代を振り返ると
日本、世界を通して
大きな変容を遂げていたことが
わかります。
そして、現在と同じ
空の土星が山羊座へ
回帰していました。
現在が当時と違うのは
土星に寄り添う星が
海王星ではなく
冥王星であること。
バブルの崩壊は、
土星が水瓶座へ移動した直後の
1991年の3月から始まりました。
特権階級しか手にできないような
高騰した資産を価値にするよりも
水瓶座のように立場の違いや
身分差、持ち物の差をなどを超えて
フラットな社会にする流れへ
移行していったのでしょうか。
時代の流れを
占星術を通して考察すると
びっくりするほどに
マッチしています。
星が時代を作る。
天の如く地上もありき。
それに立ち会える瞬間がある。
計り知れない興味が尽きません。
この学びはこれからも
深めて分かち合っていきます。
秋から開講する
アドバンスト講座でも
トランジット天体や
自分の人生、
時代を創る天体の考察も
深めていく予定です。
この秋は思い切り占星術の
面白さに浸ります！
是非一緒にその時間を
共有しましょう！
占星術の基礎知識を学びます。
9/10（火）本日23:59にて
締め切らせて頂きます！
〜星詠みの能動的なマインドを創り
出生図を拡げる〜
東京は満員御礼です！
名古屋、大阪は募集中です！
面白さが尽きないので
是非いらしてください
9/29(日)水星の回
残席2名様ございます！
水曜クラスは満席です。
日曜日クラスは
月、太陽、木星の回も
残席2名様ございます。
11月に仙台、企画中です
