皆さま、こんばんは。
昨日、「クリミナル・レディ〜星々が作り出すダークサイド〜」という講座を、射手座♂エヌさんと、名古屋の私のサロン、Ray's Ensembleにて、開催致しました。
ご参加くださった皆さま、エヌさん、ありがとうございました!
ご参加くださったお一人の方から、「勇気ある企画をありがとうございました!」と、嬉しいご感想を頂きました。こちらこそありがとうざいます。
星々が作り出すダークサイド。
犯罪に手を染めてしまった二人の女性のホロスコープを活用し、彼女達の星を詠みながら素顔を掴んでいきました。
クリミナル・レディの星。
私は改めて驚いていたのですが、星々を繋ぐアスペクトは、明るい世界と闇の世界のどちらの世界でも見事に生き生きと動いているということです。
星々から生み出される心の動きや行動は、ダークサイドでも実に生き生きと、葛藤などすることなくなされていたに違いない。
天才と狂気は紙一重。
「普通じゃない」という言葉は、魅力にもおぞましさにも繋がります。
私達は誰でも、「普通じゃない」と思わせる人に対して、魅力的に映る場合でも、おぞましく映る場合でも、無意識に目を向けてしまうのだろうと思います。
「このような星の下に生まれた」
同じ星々の下に生まれた人たちは他にもいるはずなのに、なぜ、違っていくのだろう。
この星々をもし現実社会で全うに使っていたら、どんな風に生きていたのだろうね。
そんなことを考えながら思っていたのは、やっぱり、星が世界を作るのが先なんじゃくて、私達の意識や無意識が、世界を作るんだ。それは、ハッキリとわかりました。
もうひとつは、普段はなかなか理解されにくい、「12ハウスの世界を理解する」というテーマです。
私は12ハウスには天体はなく、ドラゴンへッドがありますが、12ハウスの世界を実感することは、天体ほどリアルではありません。
私の太陽は12ハウスと反対の6ハウスにあり、12ハウスも6ハウスも向き合いながら「貢献する」という同じテーマを持ちます。6ハウスを生きていると、自然に12ハウスの世界にも通じていて、両方の世界を行き来したり、やり取りしながら生きている感覚があります。
例えば、魂と心と身体をケアしたり、労わることだって、 6ハウスと12ハウスを繋げてやっています。目に見えるものと、見えないものへ意識を向けて、お互いのエネルギーを通すこと。
ツールを使ってその人を詠み、アドバイスをすることも、6ハウス12ハウスの両方を使っています。目の前の人のホロスコープの紙面上に描かれる文字から、その人が自分らしく生きることを願い、その姿を願うとき、そうなればどんなに良いだろう。自分自身が快適に生き、周りも心地良くさせ、世界を幸せにしていくと願うこと…
現在、今、ここと、未来。
これも、6ハウスと12ハウスに繋がる気がします。
12ハウスの深奥な世界を、講座でエヌさんがとても楽しく説明してくださいました。
エヌさんをはじめ、この講座にご参加された皆さん全員が、12ハウスに天体を2つ以上お持ちでした。
参加者の皆様が、講座のご感想をくださいました。
クリミナルレディを通して、12ハウスの魅力を存分に感じることができました。
アスペクトが、その人の輪郭を豊かに表してくれることも、今回改めて理解できました。エヌさんの深淵な世界が、今回もまた新しい視点をくださいました。
星ってほんとうに深くて面白い!これから12ハウスを存分に生きてまいります。ありがとうございました。
今日はありがとうございました。
満足感いっぱいです!!
良い機会をいただいて感謝感謝です(^^)
超マニアックでとーっても面白かったです!
12ハウスの天体の年齢域に入ってから、本当に活性化されてます。
ダークサイドがテーマとは思えない楽しい時間でした。
エヌさんのお話もとっても面白かったです!!ありがとうございました。
エヌさん、麗子さん、ありがとうございました。
知れば知るほど星は深くて神秘的で面白いですね。
今までの人生では扱いが難しく苦しかった事もありますが、12ハウスが武器になるくらい使いこなした〜い!!
などなど、熱い感想を頂きました。皆さまありがとうございました!!
昨日の講座でエヌさんが紹介してくださった、12ハウスの象徴です。
見えないもの
秘密
長期の病
入院
投獄
亡命
殺人
裏切り
薬
酒
テロ
大型動物
12ハウスのナチュラルサイン魚座とその支配星の海王星の象徴や、12ハウスと向かい合う6ハウスの象徴から大きくなったものも含みます。
その他、潜在意識、奉仕・慈善活動、神秘、信仰、集合的無意識
魂が現実の世界から離れて、自分の魂の声を聴き、心のバランスを取り戻す場所をも表します。
私が過去に占星術を学んだ時に、12ハウスの捉え方をこんな風に聞いたことがありました。
12ハウスは未知の世界へ挑戦するハウスである。例えば、アセンダントで太陽が昇り、本来の見方をすれば、太陽は正午を表す南中点(MC)へ向かっていく。
その途中の12ハウスはまだ生まれて間もない何処に行くかわからない未知の世界である。11ハウスまで太陽が登るとすると、頂点に昇り切る前の、もっともエネルギーが強い場所になる。
そこへ向かう12ハウスは、未知だけど、未知の世界に敢えて挑戦する最も勇敢な場所である。
伝統的な占星術の見方だったのだそうです。未だにずっと印象に残っている言葉です。私は、こんなシンプルな捉え方もとても好きです。
未知の世界と見えない世界。
夜明け前の暗闇の世界と、実際のダークサイドの世界。
12ハウスに星を持っているということは、常に自分以外のものからの声を聴き、星の持ち主の身体や思考を通して、世界に伝える役割を持っているのではないでしょうか。
だからこそ、たまには12ハウスの星から離れて、自分自身だけになって、ひとり静かに過ごす必要があると感じるのかもしれません。
昨日ご参加くださった方が、「12ハウスを生きるためのツールを持ったことで、12ハウスの星を使えるようになった。」とおっしゃっていました。12ハウスの思想を現実に落とし込むときに、ツールがあると表現出来るのだそうです。色、音楽、踊り、占星術、絵、本…
お酒も、そうなのかな。
酔った勢いで、表現する…(笑)
深い深い、12ハウスの世界。
皆さま、エヌさん、ありがとうございました。