皆さま、こんばんは。
ホロスコープの10天体の中で、どの天体が一番大切?と言われたら、きっと、全部!と答えますよね。
特に、私たちの性格や性質、癖、感情、好きなもの、仕事の仕方、愛情表現などを表す「個人天体」と呼ばれる、太陽・月、金星・水星・火星は、自分自身そのものを表すと言っても良い天体ですから、常に私達と共に生き、私達を育くむ天体です。
月のサインは自分自身の性格や欲求、子供の頃に現れるふるまい、リラックスした時に現れる素の自分を表しますので、月を満たすこと、月の欲求をおざなりにしないなどと、よく言われます。
月は不安になる要素も現れています。欲求、不安ともに、目をそらさないで、感じることも大切ですし、そのふたつは、おそらく同時に湧き上がることが多いのではないでしょうか。
金星は好きなものを表します。趣味やセンス、感性、愛され方の好み。月も金星も地球に近く、社会に出ていく前に育まれる、自分の内面の要素を持っています。
月は妻、母、金星は恋人、若い女性などを表し、どちらも女性性を表しますから、外側の世界に向かうよりも、内側に向かい、感じて、受け止める性質を持ちます。
どんな気分で、どんな欲求を満たしたくて、何が好きなのか。
自分の内面を表す月や金星を大切にしていれば、いつでも自分にとっての心地よさを覚えていられるし、辛いことがあったときは、いつでも、月や金星に帰ることが出来ます。
「生きていくためにはどの星を使えば良いか」という質問を受けたときに、私は水星に注目しています。
月や金星などの好きなものや愛を感じること、感性などが私達の大切なベースになっているのですが、
「どうやって生きていくのか」については、私達は水星の力を使います。「水星力」を。
話すこと、書くこと。
聞くこと、理解すること。
覚えること。
情報を処理すること。
共感すること。伝えること。
考えること。
移動すること。
交渉すること。料理を作ること。
人や社会と関わり、スキル(技能)で生きていくこと。
水星は、自分と社会をつなぐ働きを持ちます。
地球の衛星・月から、最も遠い冥王星まで、全ての星と早めにコンタクトをとれるのが、水星です。
水星を鍛えて、磨いていけば、生きていけると言っても過言ではないかもしれません。
水星は、自分の個性を表します。私は、何で食べていくのか、生きていくのか。水星は、私達の身を助け、芸を磨き続けることが出来る星ですね。
水星に注目しています
水星のサインについては、また改めて書きます。