奈良県奈良市中町の 霊山寺 東光院 大霊園の 地蔵盆にお参りしてきました。

地蔵盆法会、盆踊り、花火大会 などが行われ、多数の屋台も出店して賑わっていました。

霊山寺霊園 地蔵盆 供養花火です。

 

 

真言宗 富美山 鼻高山 霊山寺。(びこうざん りょうせんじ)。
奈良市中町3879に所在。
本尊 薬師如来(重要文化財)。
寺伝によれば、小野妹子の子 小野富人 は、壬申の乱(672年)に加担したかどで右大臣の地位を辞し、今の霊山寺境内にあたる登美山に閑居し、天武天皇12年(684年)に熊野本宮大社に参詣した際、熊野速玉大神の本地仏 薬師如来 を感得し、そのお告げに従って登美山に薬師三尊を祀り、病人を癒すために薬草を栽培し薬湯を設けた。こうして 富人 は登美仙人とか鼻高仙人(びこうせんにん)と称された。
開基はインド波羅門僧 菩提遷那 が来日し、行基菩薩 と共に開基。
天平8年(736) 第45代 聖武天皇 行基 に富美山に霊山寺建立を命じた。2年後 東大寺大仏の開眼供養の導師を務めるため来日した印度バラモン教の僧 菩提僊那 は富美山の地勢が故郷印度の霊鷲山に似ていることから「霊山寺」と名付け、聖武天皇から「鼻高山 霊山寺」の寺額を贈られたと 伝えられている。

平安時代に 弘法大師(空海)がこの寺を訪れた時、空海は富美山に龍神を感得したので奥の院に龍神を 大弁財天女尊 として祀った。これ以来 法相宗 の寺院であった霊山寺は 真言宗 の二宗兼学の寺院となった。
この寺は兵火に遭わなかったため建物や仏像などに古い物が残っている。

 

 

 

霊山寺 東光院 大霊園

奈良市中町3873に所在。

霊山寺 右(北)方向から山中に向かって丘の上に広がる 東光院大霊園がある。

(霊山寺 境内図中 赤線で示した箇所)

 

 

〔霊園本堂〕 には 本尊:延命地蔵菩薩 のほか 弘法大師、不動明王、大日如来、阿弥陀如来 などを安置、 大霊園墓地に祀られている幾多の精霊を供養するためのお堂。

 

 

 

 

〔霊園寺務所〕 霊園本堂の北隣にあり、仏花や物品の販売、休憩所となっており、 ロッカー、倉庫も設けている。

 

 

 

〔永代供養塔〕 霊園本堂の左奥に建つ。 

〔地獄洞〕 霊園本堂の右奥に建つ。 地獄相を浮彫のレリーフにして安置。

 

 

 

〔霊園墓地〕 広大な敷地に無数の墓が立ち並ぶ。 墓参のための大駐車場も完備。

 

 

 

 

2024年8月22日 祭事

地蔵盆法会 (じぞうぼんほうえ)

16時から 霊園本堂内に於いて、霊園に眠るすべての精霊を供養する法要が行われた。(法要中は本堂内撮影禁止で、読経を録音。 法要終了後 堂内が解放され撮影が許可された)

 

 

 

盆踊り 

19時から 霊園本堂前広場で、皆が 江州音頭 を踊り、先祖の霊を慰め 生を受けたことに感謝を捧げる。  音頭、太鼓、鉦、踊り の一座が 毎年 滋賀県長浜市 から来演して始まり、次第に観客も加わり大きな輪になって踊ります。

音頭とり、太鼓、鉦、踊り などの一座が 毎年 滋賀県長浜市 から来演。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花火大会

20時から  霊園墓地から 美しい花火を打ち上げて 精霊を供養し 災厄除去を願う。

打ち上げられた花火を真下から、轟音とともに見上げる花火の連発は迫力あります。

(以下に 一部を抜粋して掲載)

 

 

 

 

 

 

 

(最後までご視聴有難うございました)

 

     < 完 >

 

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