遅らばせながら、、、、。 | さちこの 奥さまの細道。

さちこの 奥さまの細道。

月日は百代の過客にして、行き交う年齢(?)もまた旅人なり。
なんでもない日常を綴ります。

年末に出かけたメルボルンへの紀行文を少し書いてみようと思う。
大体シドニーから800キロの所に位置するメルボルンは シドニーのように海がすぐ近くと
いうわけではなくて どちらかというと広ーい平坦な所に街ができたという印象を受けた。
こちらでも郊外に行くとたくさんの牧場が目につくがそれより数も面積も勝っていた。日本で
よく見かける和牛の黒牛が多かったのに驚いた。
さて 前にも書いたけど今回は旦那さまと交代で運転して車で行こうという事で私も初めて
こちらでハンドルを握ってみた。1年半ぶりにしては戸惑うこともなくスムーズに走れた車
道中はところどころに民家が点在するものの ほとんどはなだらかな丘陵地帯に牧場が
広がるのどかな風景がずっと続いていた。
行くときはクリスマス明けのボクシングデーにあたり お店はほとんどお休みだろうと500キロ
位の所でモーターホテルに一泊した。日本のビジネスホテルのような感じでとても清潔でリネン
関係もいき届いていて満足だった。
次の日は今何の会社かは覚えてないがそちらのコマーシャルで流れているグレートオーシャン
ロードの「十二使途」を観光に出かけた。
ところがここでもさすがオーストラリアというのを再認識させられたのは 日本のように暫らく
走ったら目的地というわけにいかず ただ同じような風景を見ながらドライブする時間がとてつ
もなく長いということだ。
旦那さま一人でなく私も免許を取得したことが大いに役立ったと思えた旅だった。
オーストラリアが大きな岩盤の上にあるというのを象徴するように 山に行っても海に行っても
大きな岩や奇岩を目にすることが多い。
このオーシャンロードも延々250キロにも及ぶ海岸道路だということだったが 私達はほんの
入り口の切り立った断崖と「十二使途」の少しだけ見ただけだったが それでも強烈な印象を
受けた。きっとこの国はまだまだ歴史が浅く誰も知らないような神秘な所があるのかもわから
ない。
もう一つの目的地だったフィリップ島へペンギンを見に行くのは 島の手前まで行ったのだが
なんとこれから先28キロの渋滞という案内が出ていて さすがにきついねとUターンしたので
した。一つにはそのペンギンが皇帝ペンギンではなくて 30センチ位の南半球だけに生息す
るフェアリーペンギンというのと 夕方から夜にかけてしかお目にかかれないなどだったので
パスした。それにシドニーのコアラパークで見ていたこともパスした一因だった。
もう一箇所ワインの里 ヤラ・バレーもあったのだがこれもハンターバレーと同じだろうとパス
した。後はメルボルンの市内を散策したり 食事したりして過ごした。
結果的には4泊5日の旅だったが何と走行距離が2380キロ 正に札幌から鹿児島までの
移動距離 走りに走った旅だった。
だけど今回の旅で特筆すべきは旦那さまのハイブリットカーの凄さで 300キロを12リッター
で走行するという燃費の良さ。改めて驚かされ 技術の進歩に感謝だ。
それでは今回はこれで
 
イメージ 1イメージ 2