まずは、電動サンダーを用いて、全体のヤスリがけ。
接着後の僅かな段差と、ボンドの拭き残しを綺麗に削り落とします。
そして、底面以外の角ばった辺を少し削って、R をだします。
文章だと3行ですが、粉が飛び散りまくるは、汚れるはで、一番厄介な作業なんです

なんとか完了

次は塗装です。
塗装面の周りに、マスキングテープをつけます(下の画像左)。
そして、塗った水性ニスが流れ落ちてくるのを防ぐため、右写真上のように、ビニールでシールドしています。
使用したニスは、ワシンの水性ウレタンニス・マホガニー色。
水性なので、臭いも少なく、取扱も楽、そして仕上がりも良好。
下地は既に黒のアクリルスプレーで塗装済み。
その上から、30mmの水性用刷毛で、薄めに、そして、向きは上から下に揃えて、塗っていきます。
3時間程で乾いたら、1000番の紙ヤスリで軽く磨きます。
ニスの説明書には、400番と書いてありますが、平坦なMDF材の場合は、折角の塗装面を余計に削ってしまう恐れがあるので、1000番がいいかなと思います。
これをすると最終的に塗装面がピカピカになります。
そして、もう一度丁寧に塗ります。
塗った直後はニスが白濁して、大丈夫かな?と不安になりますが、乾くと綺麗にツルツルになります。
乾いたら塗装も完了です。
ヤスリがけに塗装、山場は越えました

最後の作業は、ユニットの取付けです。
完成したエンクロージャーに、実際にユニットを乗っけて、ネジ穴の位置を決めます。
キリで、ネジ取付け穴の中心に目印をつけます。
下の写真左のように、ピンバイスで、使用するネジのサイズに合わせて、徐々に穴を大きくしていきます。
ユニットをエンクロージャーにネジ止めする前に、通音試験をします。
わー、低音もしっかり出てるなぁ

テスト用のコンポでこの音なんだから、期待が膨らみます

そしてついに完成 !
長い時間をかけただけに、とても愛着がわいてきます

それでは早速、試聴へと !
恥ずかしながら、下が私の試聴環境。
メインのアンプは、真空管とトランジスタの二台体制。
今回作成した、F-88 DB は、D-10バッキーと並べて鎮座。
このスピーカーに合いそうなのは・・・スピード感のあるトランジスタアンプかな、繋げて、試聴。
わたしが、FE83En に期待していることは、綺麗な中高音と躍動感、そして適度な低音。
ですから、ポップスを中心に、心地良く、鳴ってくれれば最高なのです。
記念すべき、一枚目は、ハイ・ファイ・セットのベストセレクション( 少し古いですが・・・) 。
中央フリーウェイ

あぁー、予想通りのぴったしカンカン !
心地良いボーカルに、躍動感、ジャストミートです

ボーカルが適度に前に出て、楽器の定位も良好です。
続いて、徳永英明、VOCALIST & BALLADE BEST。
細い線が綺麗に出ていて、徳永英明のボーカルも繊細に奏でます。
これもジャストミート

続いて、ABBAに、クィーン、高音ボーカルが冴えます。
十二分にわたしの期待に応えてくれました

ちょっと、冒険して最後にジャズにチャレンジ。
ジャズは低音の響きが好きなので、どうかなぁーと思いつつも再生。
うーん、こちらも、卒なくこなしますが、空気感やまとまり、低音はD-10バッキーかなぁ。
というわけで、今回わたしのメインシステムに新しい仲間、F-88 デービー(DBなのて゜愛称デービー(笑))が加わりました。
デービーは、中高音を綺麗に奏で、ポップス向き。
バッキーは、中低音を豊かに奏で、ジャズ向き。
それぞれの用途に素晴しいスピーカーを揃えることができました

今回の F-88 デービーの製作にあたっては、機種の選定から、製作にいたるまで全ての面で、スピーカー作りの大先輩でありブログ仲間であります tyo0911さん に、大変にご親切なそして熱意のあるご指導を頂きました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます !
また次回、スピーカーを製作する際には、色々とご相談に乗って頂ければ幸いです。
また、これからスピーカー作りを始められる方のご参考に少しでもなれば、これまたこの上ない幸いです。世界にひとつだけの、自作のオリジナルスピーカー、とても素晴しい世界が待っています。
PS.低音を調整するために、第二ダクトに取り外し式の板をつけて試聴してみました。
スリットの開口部が設計の半分程になり、周波数特性も変化しているはずです。
試聴の結果、音の輪郭がシャープになり、一段クリアーさが増すような印象を受けました。
もう少し、試聴を重ねて、納得した段階で、固定してみようと思います








