こんにちは。


【坊さんが町にやってきた!】


おとついですわ。歩いて3分の場所でお坊さんの講演会があったので

聴いてきましたわ。 入場料無料やったし。  (^▽^;)


知ってはる人もおるんちゃうやろかな?   ブタネコ

篠原鋭一さんちゅう、曹洞宗のおぼうさんや。

自殺防止ネットワークちゅう、NPOの代表してはるんや。


わしも、この人がテレビに出とるん見たことあるで。

千葉県成田市の長寿院というお寺で、自殺志願者の電話相談、

出向いて自殺を思いとどまらせる活動を24時間体制で受け入れてる

活動してしてはる人やな。


「自殺」ちゅう重いテーマなんやけど、面白いこというて会場中を爆笑

させたり、まあ、話すことが上手な人やったな。人間も大きいね。

ひとこと。 ええ講演会やったわ。  えっ


【哀愁の中高年としては考えさせられる話しもあったんや】


いろいろな話もしてはったんやけどな。

自殺未遂の中高年。わしと同じくらいの世代の人やろな・・・。


その人。大企業のエリートサラリーマン。

(中小企業の窓際族汗 のわしとは、えらい違いけどな あせる。・・・・。)

大手電機メーカーで部長職だったが、リストラにあってしまった。

大学を卒業して大企業に就職し、いろいろな製品開発に関わった。

大きなやりがいのあるプロジェクトも担当し、会社の為にも貢献している

いう自負もあったし、この会社に命をかけていた。


結婚もして子供も出来てポストも上がり順調な申し分のないサラリーマン

生活を送っていた。

が、電機業界は韓国、台湾をはじめ海外企業に大きく水をあけられ製品

売れない・・・。 生き残りをかけた会社を超えた事業の再編に、希望

退職という名の指名解雇にあった。

会社が全て、自分の拠り所(○○社の社員、○○社で部長、エンジニア

としてのプライド)だっただけに、その喪失感は大きかった。


奥さんは何を感じたのか、リストラされた亭主が恥ずかしいと思ったのか?

普通の人よりもステイタスの高い大企業の部長夫人の成功体験が崩れた

のか、家を出て行った。

大学生の長男は大学を辞めた。辞めざるを得なかった。


この人にとっては心のよりどころの会社、その拠り所の会社があるから

成り立つこのひとの家庭。 すべてなくなってしまった。


みんな自分が悪いんだとこの人は悔やんだ。悔やんでも悔やんでも悔やみ

きれなかった。 会社も家族もなくなり、一人ぼっちになってしまった。

彼には生きている意味がなくなった。生きていても仕方なかった。

踏切に飛び込み。今から死ぬと。住職に連絡してきた。

住職は説得し続けた。

場所を聞き出し駆けつけてみると、踏切の前にしゃがみ込み肩を落として

震えている本人を見つけ保護した。死にたかったが死ねなかった。


この人の気持ちもよくわかる。しかし評論家的に考えてみると。

何もそんなに会社に拘る必要もなかったかも知れないな。

住職が会社なんていくらでもある、今までの経験を生かし他の会社に就職

活動をしたらどうかと聞いたらしい。

そんなと。出来ない。あの会社は自分のすべてなんだからと。


明日行く場所がある。来月もいつものように働ける場所がある。

ありがたいことだな。でも、所詮、そこは会社だ。

本人が会社が自分のすべてと思っても、

自分は会社に必要な人間と思っていても・・・・。

このざまだ。

その人を首にするということは・・・、その人の変わりはいくらでもいる。

そんな人間なんかどうでもいいさ。 と思っている。

所詮。会社は生活の糧をえる場所だ。 と割り切ればよかったのかな。 クマ


これもある意味、執着かな・・・。

執着をしているといつまでもそのことに捉われ前に進めない。

悔しい気持ち、悲しい気持ち、寂しい気持ち、未だに認めたくない気持ち。

そこに捉われ、そこから抜け出せなくなってしまう。


超就職氷河期を体験した若い人。

自分を磨き、自分のスキルを高めてくれる機会を求めている若い人。

そんなに会社にこだわりはないだろう。


日本経済がおかしくなる前に社会人になり、日本の優位性は永遠に続くと

誰もが疑わなかった時代に会社生活をおおかした世代。

(わしはこうした恩恵はうけていないが。)

この世代に属する我々中高年世代。

何か歯車が狂ったときに修正がきかないもろさをもっているのかもね。


と、この住職の話しを聞いてそう思ったのさ。 ウサギ



ケーキおじさんのブログ

もしよかったら、篠原さんの本。読んでみて。


ほな。またね~。  (^-^)ノ~~