僕が心臓のネジを巻く時 -32ページ目

僕が心臓のネジを巻く時

出来れば僕が動かなくなった後でも、この世界が平和であって欲しい。大切な人達が幸せであってほしい。

ある人はそれを

「恵みの雨」と呼ぶ

でもある人は同じ雨を

「悲しみの雨」と呼ぶ



雨が降って

地が固まることもあれば

地が崩れる時もある



同じ時、同じもので

それを望む人と

望まない人がいて

同じ時、同じ場所で

喜ぶ人と泣く人がいる



「皆に好かれるのは無理だから」

「結局は、本人の捉え方次第」

「人はそれぞれ違うものだから」



そう言うけれど

でも、きっと

傘をさしてあげる人がいればいいんだよ

そうすれば、きっと

泣く人はいなくなるから

もしも彼女が白ならば

それに触れる僕も白でなくてはならない

僕の色で彼女を汚すわけにはいかないから




でも、彼女がもしも黒ならば
それに触れる僕も黒でなくてはならない

彼女1人に辛い思いをさせるわけにはいかないから


彼女がもしも灰色ならば

それに触れる僕はいろんな色を持っていたい

この世界には美しいこともあるのだと教えてあげたいから




でも、もしも僕が色を失ったのなら

彼女の下を去らなければならない
彼女の色を奪ってしまう前に



僕が夢を追う時




1%の憧れと
19%の応援と
10%の追い続ける強さと
10%の自信と
20%の原動力と
20%の苦しみと
10%の夢を見続ける心と
10%の確固たる決意が必要だった





僕がそれに向かって歩き出した時
それはなんとなくだった
そうやって僕は進んできた





それにもかかわらず
僕がここまでを振り返った時
そこにはいつも僕を支えてくれた人達がいた





そして、躓いた時
諦めることは簡単だった
僕は諦めることもできたし
立ち止まることもできた
だが僕は進み続けた
進み続けることを選んだ
応援してくれる人達がいたから





彼らが言う批判は正しかった
僕は自分でも未熟であることを知っていた
それでも僕は自分を信じることにした
僕を信じてくれる人がいたから
こんな凡庸な自分でも
信じてやまない人達がいたから





越えなければいけない壁があった
倒したい相手がいた
辿りつきたい場所があった
手に入れたいものがあった
だから僕は挫折と敗北を力に変えた





そしてそこに至るまでに得た
苦しみや悲しみが
いつかそれを
より輝かせる
そう教えてくれた人達がいた




賢いということが
無難な道を選んでいくということなら
大人になるということが
賢明な道を選ぶということなら
僕はずっと賢くなくていい
子供のままでいい
そしてそんな僕を認めてくれる人達がいた





そして僕はそれらを
心に深く刻み込もうと思った
どんな時でも
どんなことがあっても
いつか彼女か夢かを選ぶことになっても
いつか夢を捨てることになっても
いつか彼女を捨てることになっても
後悔しない為には
進み続けるしかない
進み続けることでしか
答えには辿りつけないのだから
進み続けることでしか
彼らに応えられないから





だから僕は進むんだ