僕がこの世界に生まれる前
僕は神様に尋ねられた
「この世界でただ1つ手にできるとしたら
君は何が欲しい?」
「夢が欲しい」
僕はそう答えた
すると神様はこう言った
「いいよ。でも他のものは
諦めないといけないよ?
その代わり1つだけは約束しよう
それでもいいかい?」
それを聞いて僕は首を横に振った
「そんなの嫌だ
僕はお金も愛も欲しい」
すると神様は
少し困った顔で僕に言った
「そんなに多くのものは
君の手にはのらないよ
君がこの世界で手にできるのは
ただ1つだけだ」
だから僕は少し考えた
そして言い直した
「だったら
『絶対に折れない心』が欲しい
何があっても乗り越えられる
強い心が欲しい」
それを聞いて神様は
まっすぐに僕の目を見て言った
「でも、それは同時に苦しみや
悲しみを背負うことになるよ?
何度も転ぶことになるよ?」
『絶対に折れない心』の意味が分かっているのかい?
だから僕も神様の目を
まっすぐに見て言った
「うん、分かってる
それで大好きな人と夢を追えるなら」
神様は続けた
「君が困った時
私に助けを求めても
黙って見守ることしか出来なくなるよ?」
僕も続けた
「うん、分かってる
僕自身が強くなればいいんだよね?
愛する人を悲しませないように
自分の夢を叶えられるように」
そして僕はまっすぐに神様の目を見たまま
その言葉を心に刻みつける様にして言った
「でも大切なものを守る為なら
僕は相手が神様であっても戦うから」
それを聞いて神様は優しく微笑んだ
こうして僕はこの世界に生まれた
だから僕は夢も愛も
手にすることは出来ないかもしれない
そうだとしても
例え答えが分かっていたとしても
僕は追い続けるんだ
僕には「折れない心」があるから
RADWIMPS トレモロ
長く考え込んで
見つけた正しさの先に
僕が見出したものは
自己満足
僕は正しさを問いているんじゃないんだ
正しくないことは知っているさ
どちらが正しいかなんて
それぞれが教わった理論に基づくのだから
それぞれの正しさがあって当然さ
どちらが正しいかを問う事が
すでに正しくないんだ
どうすればいいか
分からないことも知っているよ
そんな世界は
雲の上から見れば
すべてがグレーで
黒も白も
汚れているのかもしれないな
でも、それでもいいんだ
それでも僕は生きたいんだ
こんな世界でも
僕には守りたい人達がいるんだ
どんな世界でも
生きていて欲しい人達がいるんだ
そんな僕達を見て
雲の上からいくらでも笑ってくれ
ここは雲の上じゃないんだ
僕もいつかは地上を見降ろして笑うだろう
でも、それまでは生きるんだ
この世界で生きるんだ
1+1=3
地球は三角
だから何だって言うんだ
僕はそれでもいいんだ
受け入れてみせるよ
だってそれでも生きていけるから
間違いはどこにでもあるんだ
間違いは誰にでもあるんだ
僕達はそれでも生きていけるんだ
僕は正しさの下に生まれてきたんじゃないんだ
愛の下に生まれたんだ
正しいものは、すでに
公式や理論になっているさ
それでも時には覆されるんだ
それがこの世界なんだ
僕らがこの世界を去った後に
その正しさを考える時間は
いくらでもあるさ
だから、そんなことを考えずに
その羽を広げて羽ばたいてくれ
大きな声で笑ってくれ
君が笑うその瞬間は
どんな間違いも打ち消すんだ
皆が正しさを掲げて間違ったことをしていても
正しさの下に誰かを傷つけていても
だから何だって言うんだ
そんなことは歴史の本の
最初から最後まで
何ページも使って書いてあるさ
この世界に必要なのが
正しさだとしても
僕の世界に必要なのは
君の笑顔なんだ
ただ、それだけなんだ
だから僕はそんな正しさには
さよならするだろう
藍坊主 ハローグッバイ
見つけた正しさの先に
僕が見出したものは
自己満足
僕は正しさを問いているんじゃないんだ
正しくないことは知っているさ
どちらが正しいかなんて
それぞれが教わった理論に基づくのだから
それぞれの正しさがあって当然さ
どちらが正しいかを問う事が
すでに正しくないんだ
どうすればいいか
分からないことも知っているよ
そんな世界は
雲の上から見れば
すべてがグレーで
黒も白も
汚れているのかもしれないな
でも、それでもいいんだ
それでも僕は生きたいんだ
こんな世界でも
僕には守りたい人達がいるんだ
どんな世界でも
生きていて欲しい人達がいるんだ
そんな僕達を見て
雲の上からいくらでも笑ってくれ
ここは雲の上じゃないんだ
僕もいつかは地上を見降ろして笑うだろう
でも、それまでは生きるんだ
この世界で生きるんだ
1+1=3
地球は三角
だから何だって言うんだ
僕はそれでもいいんだ
受け入れてみせるよ
だってそれでも生きていけるから
間違いはどこにでもあるんだ
間違いは誰にでもあるんだ
僕達はそれでも生きていけるんだ
僕は正しさの下に生まれてきたんじゃないんだ
愛の下に生まれたんだ
正しいものは、すでに
公式や理論になっているさ
それでも時には覆されるんだ
それがこの世界なんだ
僕らがこの世界を去った後に
その正しさを考える時間は
いくらでもあるさ
だから、そんなことを考えずに
その羽を広げて羽ばたいてくれ
大きな声で笑ってくれ
君が笑うその瞬間は
どんな間違いも打ち消すんだ
皆が正しさを掲げて間違ったことをしていても
正しさの下に誰かを傷つけていても
だから何だって言うんだ
そんなことは歴史の本の
最初から最後まで
何ページも使って書いてあるさ
この世界に必要なのが
正しさだとしても
僕の世界に必要なのは
君の笑顔なんだ
ただ、それだけなんだ
だから僕はそんな正しさには
さよならするだろう
藍坊主 ハローグッバイ
その夜、鶏は養鶏場の
鉄格子がはめられた窓から
夜空を見上げていました
そこにあった大きく丸く輝く月
鶏は月に言いました
「君は夜空でも光っていていいよね」
すると月も鶏に言いました
「君は鳥だから自由に空を飛べていいよね」
月は自分の力で光っているのではないし
鶏は鳥なのに飛べない事は
お互いに分かっていたけれど
お互いの足りないものが
お互いを引き寄せました
そうして月と鶏は、その夜から
毎晩、いろんな話をしました
お互い足りないものがある者同士
よく分かりあえました
初めから誰かの光の下に育った月と
飛び方を知らずに育った鶏
でもある日、鶏は気づいてしまいました
君が僕と似ていたから
分かりあえたと思っただけかもしれない
興味があっただけかもしれない
僕達はきっと
これ以上、話しても
お互いの足りないものを
慰め合ったり
分かりあったりする事は出来ても
それを補えるわけじゃないんだ
君は僕の中に自由を見出し
僕は君の中に光を見出す
でもそれはお互いに
見せかけでしかないんだ
それは月も気づいていたことでした
鶏は月に言いました
「僕達は生まれた時から
何かが足りなかった
心臓は確かに
僕らが生きる分だけはあった
手足は確かに
バランスを保つ分だけはあった
足りなかったのは愛だろうか
信頼だろうか
満たされない心
埋められない穴
それらを埋める何かを
僕達は探し求めていた
未完成な僕達は
ぽっかりと空いた穴に
きちんと収まる何かを探していた
満ち欠けを繰り返す君の心は
欠けた部分を満たす
何かを探していた
でも足りないものは
その「空白」の存在を認めることだった
それも僕の一部
足りない部分も僕の一部
「空白」という存在は
何もない様に見えて
確かに存在する
だから何もそこに入れることは出来ない
未完成だと思っていた僕達は
空白を持って生まれた
完成体だったんだ
だから足りないものを
いくら求めても
空回りするだけなんだ
だからと言って
その空白を切り取って
他のものを埋めようとしても
傷つくだけなんだ
それは僕達の一部なのだから
僕達はずっと
その空白を抱えて生きていくんだろう
だから僕らはずっと
満たされない何かを追い求めて
生きていくんだろう
でもその空白を
変化させることならできるのかもしれない
その空白を
君は光に
僕は翼に変えて
僕達は足りないものを補えるだろう
だから僕は自分で羽ばたくよ
君も自分で光を放つんだ
それぞれの満たされないものを使って」
それを聞いて月も
自分の探していたものが何なのか
分かった気がしました
「完全は終わりを意味する
すべてを持つ者は
それ以上、持てない者と等しい
不完全だから探す
探す為に生きる
そして不完全だからこそ成長できる
だから不完全は生きる意味を与える
不完全は生きているものを表わす
そういうこと?」
月は眉間にしわを寄せて
笑いながら鶏に聞いた
難しい話だ
答えなど出るはずがない
きっと自己満足でしかない話
終わりのない話
だが、この長い夜には相応しい
それは不完全を持つ僕達が
勝手に考えたこじつけかな
それとも、そんな僕達が
生きていきやすいように
考えた逃げ道かな
「実際に僕達はそこまで考えて
作られてはいないと思う
ただ、僕がここにいて
君もここにいた
ただ、それだけだろうね
でも僕達はきっと
不完全な部分を
自分達の力に変えられるよ」
だから月と鶏はお互いに
足りないものを
自分達の力に変えることにしました
そして鶏は地上から月を
月も空から鶏を
それぞれ見守ることにしました
鶏が自由に空を舞い
月が光を放つ所を
見守るために
スモールワールド / LUNKHEAD
鉄格子がはめられた窓から
夜空を見上げていました
そこにあった大きく丸く輝く月
鶏は月に言いました
「君は夜空でも光っていていいよね」
すると月も鶏に言いました
「君は鳥だから自由に空を飛べていいよね」
月は自分の力で光っているのではないし
鶏は鳥なのに飛べない事は
お互いに分かっていたけれど
お互いの足りないものが
お互いを引き寄せました
そうして月と鶏は、その夜から
毎晩、いろんな話をしました
お互い足りないものがある者同士
よく分かりあえました
初めから誰かの光の下に育った月と
飛び方を知らずに育った鶏
でもある日、鶏は気づいてしまいました
君が僕と似ていたから
分かりあえたと思っただけかもしれない
興味があっただけかもしれない
僕達はきっと
これ以上、話しても
お互いの足りないものを
慰め合ったり
分かりあったりする事は出来ても
それを補えるわけじゃないんだ
君は僕の中に自由を見出し
僕は君の中に光を見出す
でもそれはお互いに
見せかけでしかないんだ
それは月も気づいていたことでした
鶏は月に言いました
「僕達は生まれた時から
何かが足りなかった
心臓は確かに
僕らが生きる分だけはあった
手足は確かに
バランスを保つ分だけはあった
足りなかったのは愛だろうか
信頼だろうか
満たされない心
埋められない穴
それらを埋める何かを
僕達は探し求めていた
未完成な僕達は
ぽっかりと空いた穴に
きちんと収まる何かを探していた
満ち欠けを繰り返す君の心は
欠けた部分を満たす
何かを探していた
でも足りないものは
その「空白」の存在を認めることだった
それも僕の一部
足りない部分も僕の一部
「空白」という存在は
何もない様に見えて
確かに存在する
だから何もそこに入れることは出来ない
未完成だと思っていた僕達は
空白を持って生まれた
完成体だったんだ
だから足りないものを
いくら求めても
空回りするだけなんだ
だからと言って
その空白を切り取って
他のものを埋めようとしても
傷つくだけなんだ
それは僕達の一部なのだから
僕達はずっと
その空白を抱えて生きていくんだろう
だから僕らはずっと
満たされない何かを追い求めて
生きていくんだろう
でもその空白を
変化させることならできるのかもしれない
その空白を
君は光に
僕は翼に変えて
僕達は足りないものを補えるだろう
だから僕は自分で羽ばたくよ
君も自分で光を放つんだ
それぞれの満たされないものを使って」
それを聞いて月も
自分の探していたものが何なのか
分かった気がしました
「完全は終わりを意味する
すべてを持つ者は
それ以上、持てない者と等しい
不完全だから探す
探す為に生きる
そして不完全だからこそ成長できる
だから不完全は生きる意味を与える
不完全は生きているものを表わす
そういうこと?」
月は眉間にしわを寄せて
笑いながら鶏に聞いた
難しい話だ
答えなど出るはずがない
きっと自己満足でしかない話
終わりのない話
だが、この長い夜には相応しい
それは不完全を持つ僕達が
勝手に考えたこじつけかな
それとも、そんな僕達が
生きていきやすいように
考えた逃げ道かな
「実際に僕達はそこまで考えて
作られてはいないと思う
ただ、僕がここにいて
君もここにいた
ただ、それだけだろうね
でも僕達はきっと
不完全な部分を
自分達の力に変えられるよ」
だから月と鶏はお互いに
足りないものを
自分達の力に変えることにしました
そして鶏は地上から月を
月も空から鶏を
それぞれ見守ることにしました
鶏が自由に空を舞い
月が光を放つ所を
見守るために
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