久しぶりの七ツ森。
七ツ森には私たちがとても好きなお店があって、
そこは通常なら水曜日はお休み。
けど、この日は文化の日で祝日です
もしかしたらやってるかもと淡い期待を抱いて行ってみたのですが・・・
そんなことはなく、ちゃんと休みでした
というわけで、
そのお店の近くで今まで見た記憶のないお店を発見したので、
そこへ入ってみることにしました。
「山の家 アララギ」さん。
ネット情報によると2018年くらいにオープンしたとか。
入り口に下足箱が並び、
スリッパへ履き替えて入店するタイプのお店のようです。
入ってすぐのところには、
お米や手作りらしきものの販売コーナー。
今のご時世、
入り口で手の消毒を促されるのは当たり前になりましたが、
こちらの店には入り口から客席までの間に手洗い場があり、
「手を洗ってから座ってください」と声をかけられます。
消毒じゃないんだ! 手洗いとは珍しい!!
スリッパといい、自然な清潔感を感じるお店です。
この時点でかなりの好感度
開放的な大きな窓から見える、なーんにもない田舎の風景も素敵。
このあたりは仙台市内からちょいとドライブに来る人も多いらしく、
それもわかるような気がします。
そう遠くない距離で、日常を忘れられる。
いい気分転換になるんでしょうね。
メニューは多くはありません。
お食事メニューは「ダムカレー」「田舎もち」「秋の膳」の3種類。
私は迷わず「秋の膳」。
五目おこわ・舞茸汁・りんごのセットで800円。
いかにも山の家な構成にほっこりします
「五目おこわ」。
具材も味付けもシンプル。薄味です。
「舞茸汁」は舞茸がたっぷり!!
こちらも薄めの味付け。
東北の田舎料理は味の濃いイメージがありますが、
ここのは優しく繊細な薄い味付。
体にも良さそうな癒しのお料理です
りんごの他にちょっとした副菜が3品ついて、
定食としても充実した内容
でもいちばん印象的だったのは、スタッフの若い男の子(学生バイト?)の心配り!
杖を持ち、不自由そうに歩くおじいちゃんが来店されたのですが、
男の子がおじいちゃんの体を支えながら席に誘導し、
ちゃんと椅子を引いてあげて着席までさせてあげているのを見て、
これはなかなかデキる子だなー、と
この年頃でこの動きが自然にサッとできるってそうそういないよね。
見てて胸が熱くなるような光景でした。
目指したお店には行けなかったけど、
それとは別にいいお店を見つけられたのでよかったです
ごちそーさまでしたっ
今回は「秋の膳」でしたが、違う季節のお膳も食べてみたいです。
※ あとで調べてみたら、このお店の定休日は「火・水」だそうです。
つまりこのお店こそが、
「文化の日の祝日だから営業してた」ということ!!
(訪問日) 2021年11月3日(水・祝) お昼ごはん
「山の家 アララギ」
所在地 : 〒981-3624 宮城県黒川郡大和町宮床新難波22-1
電話 : 022-346-8147
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