原爆供養塔守る 佐伯さん死去

 


 原爆供養塔の守り人、佐伯敏子さんがお亡くなりになられました。
心よりご冥福をお祈りします。


 『広島子ども派遣団』という勉強会で、初めて広島に行った時、体験を聞かせていただきました。

 その時のうちの班の引率の先生(名前を失念。花粉症でマスクをしていたから『マスクマン』と呼ばれていた。似島の滑り台で盛大にスベッた加藤先生の名前は忘れてないんだけれど)が「佐伯のおばちゃん」と声を掛け、嬉しそうに話していたのを今でも覚えている。
佐伯のおばちゃんも、笑顔だった。

 スケッチブックを片手にご自分のこと、家族のことを語る佐伯のおばちゃんの鬼気迫る表情、お母さんとの再会……今は資料館に展示されている遺品の眼鏡のことをお話しして下さった時の表情、最後には涙ながらになってしまった表情……。
どれも忘れられないものでしたが、一番印象に残っているのは、笑顔です。
 
「動ける間はここ(原爆供養塔)の掃除を続ける」
そう、おっしゃってました。

 

 

 自分が次に広島を訪れたのは、2006年の春。
平和公園についてまっすぐに原爆供養塔へ向かったけれど、掃除をされていたのは別の方。
でも諦められずその方に声を掛けたら「病気で倒れるまで、つい数年前までは(佐伯のおばちゃんは)ここの掃除をされていた」と教えてもらえた。

 

「動ける間はここの掃除を続ける」

 

 涙が出ました。


 佐伯のおばちゃん、永い間お疲れ様でした。 
ゆっくりお休みください。
ありがとうございました。


 過ちは二度と繰り返しません。

 

 但し、旧暦の七月一日也。

なので、今年の七夕様は来週の月曜日だったりします。

西暦2017年7月7日は東京でも珍しく、織姫、彦星、鵲の橋が観えました。

御者座のベガ、鷲座のアルタイル、白鳥座のデネブ……のみでしたが。

もちろん、天の川なんて夢のまた夢。

 

 閑話休題。

 

 本日は黒チワワ?のあんこが我が家にやって来て四周年記念日。

 次は10月5日はまめた(黒チワワ)とあすか(黒猫)、10月18日にはかをる(三毛猫)の四周年記念日が待ち構えてます。

 もう終わったのは、5月2日のにゃぁこ&ちぃすけ十周年、7月1日のちろる(ポメラニアン)三周年、7月26日のきなこ(雑種犬)八周年、7月27日のれい&ぐりこ(猫)八周年、8月2日のしゅう(猫)の二周年。

我が家はこのところ、ほぼほぼ偶数年に何かあるのです。

 で。

 今年はねえちゃんと「またなんか(来訪者)あるんじゃないか?」と言っていた。

 

……。

 

 ありました。

7月27日に会社の駐車場にて、ネズミ捕り(粘着式)で子猫が取れました。

推定2か月、茶トラ。

ネズミ捕りで捕れたので、ちゅうた(仮名)。

めまいがしました。

ですが、今回は会社の人が引き取り手を探してくれました!

もう、もらわれていってしまいました。

 実は7月25日に喧嘩して、それから二週間程家出してました(なので、最近の犬猫写真はありません)。

一応、7月27日に家に電話掛けたけれど、「猫が」と言った途端に即切りされたので、家には連れて行きませんでした。

 お盆の8月11日に久々に家に帰ったらおばちゃんとねえちゃんに「なんで猫を連れてこなかった」と言われました。

7月27日だったので「運命だ~」と諦めていたらしいです。

しかしながら、貰い手が見つかったことに、ほっとしてました。

 

 だがしかし!

 

 今年はまだ三か月ある。

第二、第三のちゅうた(仮名)が現れないとも限らない!!

 

 いえ、現れなくてもいいです(苦笑)。

 

 

 今年は蝶の育成あんまりしてないです。

梅雨前に。

ナミアゲハ1号…寄生バエ。

ナミアゲハ2号…無事、旅立ち。

ナミアゲハ3号…羽化、失敗。

ナミアゲハ4号…無事、旅立ち。

クロアゲハ1号…無事、旅立ち。

クロアゲハ2号…無事、旅立ち。

クロアゲハ3号…無事、旅立ち。

クロアゲハ4号…寄生バエ。

あとは、冬越ししたオオスカシバ4頭と、専務に持たされたオオスカシバ1頭が旅立っていきました。

 

 通りがかりの家の軒先のオニユリにてナガサキアゲハ(♀)を見かけました。

もうすっかりその辺にいる蝶になってます、ナガサキアゲハ。

モンキアゲハかと思ったのになぁ(がっかり)。

 甥っ子が言っていた「学校に珍しい蝶がいる……うーんと、ムラサキアゲハ!(自信満々)」と言っていたのは、多分ナガサキアゲハだと思う。

理科よりも、国語の勉強をしような、甥っ子2号。

 

 閏五月のせいなのか、今年の天候についてはあらかじめ予想はついてました。

 漸く梅雨が明けますね。

 

 今年はトンボが多いです。

これでもかっ!ていうくらい多いです。

写真は撮れませんでしたが、日曜日にはモンシロチョウをくわえたシオカラトンボを相方が発見したくらい、飛んでます。

しかしながら、獲物をくわえてる姿は珍しいですけどね。

 

 で、今日のお昼休みに、アパートの横にてイトトンボを発見しました!

タイヤの上あたりに止まってます。

すっごいピンボケ(涙)。

携帯のカメラも腕も最悪(涙涙)。

昨年の3月にガラケーからガラホにしたら、使えないのなんのって……なので、ブログを書くのもおっくうになってます。

 

 喜び勇んで上司Aさんに写真を見せたら「いっぱい飛んでるよ」とのこと。

 

がーーーーーん!

 

 家の近所では何十年振りかのイトトンボ発見だったのに(涙涙涙)。

発見自体が前の勤め先以来だったから、十何年振りだったのに(涙涙涙涙)。

 

 大田市場ができる前は、トンボもイトトンボもたくさんたくさん飛んでいたのになぁ。

 

 でもね、今年はトンボ多いですよ、本当に。

写真のイトトンボは2匹いました。

もう1匹は相方が発見してました。

更には、相方がオンブバッタを発見。

更に更には、そんな自分たちは大家さんに発見されました;;

大家さんは「虫がお好きなのね」と微笑んでくださいました。

やさしい大家さんです。

 

 と、言う訳で、生存報告も兼ねた近況報告でした。

引っ越しして、一年ちょっとが過ぎました。

実家が5分ほど遠くなりました。

 

 今朝見た朝の番組での【平成の子どもは昭和の道具が使えるか?】という企画にて。
小学校4年生から6年生の子どもたちが挑戦していた。


 先割れになったいちごスプーンを使い、スイカの種をほじくり出していた。
「これ、種を剥くのに……」
字幕は「種を取る」と書いてあったが、「種を剥く」と言っていた。

 

 スタッフがいちごスプーンの使い方を見せると、
「イチゴを崩すのに……」
スタッフはいちごをつぶしていた。

 

 氷枕を触りながら、
「熱がおさまりそう……」
氷枕に氷と水を入れる、という正解行動をしていたが、製氷機から氷を出すことはできなかった。

 

 言葉は時代とともに変わるといわれるが……おかしな言い回しだと思った。

 

 スイカを食べる時にあらかじめ、
スイカの種を「取る」
種の皮や果物野菜の皮などは「剥く」


 いちごミルクを作る時には、
イチゴを「つぶす」
かき氷は「崩し」ながら食べる。


 氷枕で頭を冷やすと、
熱が「下がる」
打ち身を冷やすと痛みは「おさまる」

 

 

 時代が変わろうとも、そうそう変わるものではないと思う。
変わるものではない、と思いたい。


何よりも。
道具が使えないことよりも、日本語が使えていないことに危機感を覚えた。