京セラやKDDI(au)の創業者でJALの再建も行った、稲盛和夫氏がお亡くなりになった。その報を受け、稲森さんが監訳をされたロバート・シュラー著「いかにして自分の夢を実現するか」三笠書房刊 1992年 の訳者解説を久しぶりに読んでみた。ここでいう成功者、失敗者は、そのまま双極性障害を抱えながらも成功する人、失敗する人と言えると思うので、概要を記そうと思います。
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・成功者と失敗者の差は、紙一重だが大きな違いがあります。それは粘りの差です。失敗者には粘りがなく、何かと自分が出来ない体裁の良い理由をつけて、自分を慰め、断念し、すぐ諦める。
・なぜ簡単に断念してしまうのか。それは自分の心に負けてしまうからです。
・成功しない人は成功した人の素晴らしい話を聞いても「そんなお金がない」とか「そんな余裕がない」とか、とにかく、自分にない条件、自分に出来ない理由を並べて「どうすればいいのか教えて欲しい」といいます。
・成功者は「そういうものがなければならない」と、思うのです。まず、思わなかったら、けっしてそうはならないのです。
・中村天風さんという昭和随一の哲学者は、心に思い描いた通りに世の中はなると仰っている。運がいいとか、悪いとかと言うことも、心に描いたままだと言っています。そしてゆめゆめ自分の心の中に、不安とか、疑念とか、怒りとか、嫉妬とかが入ってはいけない。つねに明るい思いを描きなさいと語りかけています。
・日常生活においても、疑念やら不満やら怒りやら嫉妬やら憎しみやらが渦巻いている状態では、人生がうまくいくはずがありません。つとめて明るく、つとめて良いことを思い続けること。それが、自らを素晴らしい人生に導いてくれるのです。
・願望は「正しい願望でなければならない」。何が正しいか、正しくないかを判断する基準は「動機、善なりや」「私心、なかりしか」と自分の心に絶対に確信が持てるまで、繰り返し問い続けなければなりません。
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僕は、双極性障害は残念ながら薬を飲んでさえいれば落ち着く病気ではないと思っています。薬の力が6割、自己努力が4割。
その自己努力とは、規則正しい生活を送る。自分の行動や気分を日々記録、観察する。適度な運動を行う。Etc.
なかなか、双極性障害の波が良くならない人は、これらのことを日々こつこつと何年も続けられない人=粘りのない人ではないでしょうか。なのに出来ない理由を並べ立てて、「気分の波がおちつくにはどうすればいいのでしょうか」と問うてきます。
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