成就出来る人と出来ない人の違い | 躁鬱病のサラリーマンの生活日記

躁鬱病のサラリーマンの生活日記

躁鬱病(双極性障害)のサラリーマンの日々の生活日記。毎月22日(夫婦の日)は、妻から私を見た愚痴?等も掲載。

雑誌【致知】の2019年12月号に杉本八郎氏のインタビュー記事がありました。備忘録を兼ねて記録しておきます。杉本氏の略歴は、リンク先のwikiを読んでください。高卒でエーザイに就職しても現在は同志社大学教授、京都大学客員教授です。

・剣道では「間合い」が大切だが、人間関係もそう。上司との間合い、部下との間合いを間違えるから「間抜け」になる。


・「面」を取りに行く際、「小手」を打たれたり「胴」を抜かれる不安があるが、相手より先に「面」を打てば、一本とれる。勝負の時に恐怖を払い、捨て身になれるか否かが勝敗を決める。これは生き方にも通じると思う。


・「天は自ら助くる者を助く」と言う言葉の如く、死に物狂いで努力する人の下に天は味方してくれるのでしょう。


・研究職から、人事部へ左遷させられた。転職も考えたが、大学は夜間部を卒業しただけで、論文も1本もない。50歳を前にして採用されるはずもなかったが、結果としそれが良かった。人事部にいるお陰で、全国の大学の先生とネットワークが出来、時間に余裕が出来たので、仕事が終わって図書館に籠り、論文を書き続け、広島大学の先生がその論文を読んで下さり、広島大学で学位を取れた。それがなければ、教授にはなれていない。つくづく人生に無駄なことは無いと思う。


・物事を成功させる条件は、どれだけ「無形財産」を持っているかではないでしょうか。無形財産というのは「どれだけ世の為人の為になることをしたか」その積み重ねのことです。いくら優秀でも、無形財産が足りない人は成功しません。もっと言うと、人は善いことを思い、善い行いをすれば、善い人生になります。悪いことを思い、悪い行いをすれば、悪い人生です。無形財産とは徳を積むということで、お金は使えば減りますけど、この無形財産、徳というものはいくら使っても減りません。そして、魂にもついているので、死んでも又その無形財産は引き継いで生まれてくる。私が強運なのは多分前世でなにがしかの無形財産を積んでいたからでしょう。


・成功者の多くが言っていることですが、成功するまで諦めないこと。


・坂村真民さんの「鈍刀を磨く」ですね。これは努力してもなかなか報われないと思っている人には最大の援助の言葉です。24時間寝ても覚めてもという姿勢で、仕事に打ち込んでいると、人知を超えた計らいが得られます。


・実験に使った動物たちを供養するためにお経をあげています。

お経をあげることと「無形財産」の話が僕には結び付きました。
母の話を聞くと、僕の曽祖父は双極性障害患者だったのでは、と思うのです。今のお金に換算すると約1億円ぐらいの借金も作った。でも、その子孫たちが、無事に今生きていられるのは、曽祖母のお陰ではないと思うのです。老後曽祖母は認知症にもなり、下の世話を祖母がしないといけなかったり、テレビを見ていて、番組を見終わった後も、テレビの前で「このような田舎にわざわざお越しいただきまして、ありがとうございます。」と深々と頭を下げている人でした。その祖母は長時間、仏壇に向かってお経をあげることが、日々の日課であったと言います。
法事の時にお坊さんがいらして、「この家には、たいそうを徳をつまれたご先祖様がいらっしゃいますね。」と言われたそうです。祖母は真っ先に曽祖母の日々の読経が頭に浮かんだとか。僕が双極性障害になっても、むしろ世間一般の人たちよりも、良い生活が出来ているのは、この曽祖母の徳を積む行為があったからこそかと、感じている次第です。

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