「High-Quality Diet Linked to Better Outcomes in Bipolar Disorder 双極性障害に良い結果をもたらす高品質な食事」及び「Bipolar disorder: A good diet may boost treatment 双極性障害:良い食事は治療を促進する可能性がある」によると、2018年10月7日に発表された「第31回欧州神経精神医学会(ECNP)」からのものとして、双極性障害患者は、高品質な食事を摂った方が低品質な食事を摂るより、良い回復を有するとしています。
双極性障害の治療はしばしば、躁状態を治療ターゲットとしており、うつ症状のある人には「回復不能な可能性」があると指摘しています。これらの症状の根底にあるのは、神経伝達物質の障害や食事の質によって調節される可能性のある酸化的ストレスプロセス等の障害があるとしています。
研究者らは、双極性障害患者は質の悪い食事をしばしば摂っており、これが治療成果に影響を与える可能性があることに注意しています。
今回の研究では、
Montgomery Asbergうつ病評価尺度(MADRS)
双極性うつ病評価尺度(BDRS)
臨床全般印象 – 改善尺度 (CGI-I)
などを評価尺度に用いています。
その結果、
より高品質食を摂取した参加者は、低品質食を摂取している者またはプラセボを服用していた者よりCGI-IおよびBDRSの両方において有意に大きな改善を示し、さらに、治療群に関係なく、高品質の食事を有する患者は、低品質食を摂取した対照群と比較して、MADRSスコアの有意な改善を示す結果となりました。
なお、高品質な食事とは、豊富な果物と野菜を含むもの、低品質な食事とは、より多くの飽和脂肪、炭水化物、アルコールを摂取するものとしています。
参考記事:砂糖とうつとの関係
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