躁うつの気分と睡眠の記録は当事者が病状を知る大事な方法です。
睡眠不足が続くと蓄積疲労によって、うつがおこる大きな要因となりやすい。また、病気の予防には、就寝時刻を一定にするとよい。
症状が落ち着いてきたら起床時刻を一定にする。質のよい睡眠は起床時刻を同じにするといわれる。

ただし睡眠不足にならないように規則正しくありたいものです。睡眠は80分から120分の周期があると言われている。レム睡眠の時に身体の疲労が解消する。レム睡眠は周期の後半で多くなる。睡眠不足は最後の周期の途中で目覚めた場合におこる。睡眠不足を感じたら翌日は15く分くらい睡眠が長くなるようにするといいと言われる。 睡眠不足にならないことがいい状態を保つ秘訣である。

実際に症状が落ち始めと普通の時期の睡眠時間を比較すると落ち始めの頃は睡眠不足が多いはずだ。うつ状で過眠になった時もその前兆は睡眠不足だろう。疲労が蓄積されているはずだ。

睡眠時間を管理していくには「睡眠・気分記録表」が紙媒体ではよくでいていると思う。パソコンでは表計算ソフト。携帯電話でも管理できるだろう。スマートフォンのアプリを使いだすと気分と睡眠の内容について記録してくれる。