精神科の友人は心強い存在

病気の友達は苦しさを分かち合える大切な存在だ。同じ病気はもちろんのこと別の病気でもいえる。どちらも精神の病で乗り越えてきた経験は似たようなものだからだ。友達の気分を大切にして接してくれる。

ディケアや作業所など精神科関係の場所で知り合うことができる。「元気？調子はどう？」と、声をかけあう。また、「さっきは言い過ぎた。気分害してない？」など気持ちを気づかう。それが自然とできる間柄になる。普通の友達関係が調子を崩した時には孤立から救うものだ。辛いことを共有して理解してもらえるからだ。

調子を長く崩すと協力的な家族のもとでも辛い気持が大きくなる。そういう時に友達はとても頼りになる存在なのである。理不尽なことを言って、相手に気を悪くさせてしまうこともるある。ただ、調子が戻るとより仲良くなるものだ。それだけ仲間意識が強い。また、同じ病院でなくても病識
と病気とつきあうノウハウが増える。

理解のある第三者に認めてもらうと、気楽になれる。相手も困ったとも思いながも役割に満足する。友達付き合いは、家族や健常者とも大きな違いはない。ただし精神科の友達は病気という共通点でつながる心強い仲間なのだ。

対面、電話、メールを通してつながりあう。また、SNSを利用するなどの方法だってある。ただ、いくら友達でも過剰な依存と相手の発作には気をつける。それをあらかじめ理解しておけば頼もしい仲間となるのだ。



Android携帯からの投稿